二人が何かを熱心に見ています。
そんな二人を私は観察中。
なにに夢中なのかしら?

そろりそろりと近づいて
ん?
何かとても小さなものを見つめているようです。

なんでしょう?
こたえは
じゃんっ!

このページでも
何度か話題として登場している
私の大好きな
タツノオトシゴちゃんの仲間。
いろんな種類がいるんですけれど
私は海の中ではまだ
ハナタツと呼ばれる子しか見たことがありませんでした。
タツノオトシゴちゃんの仲間は
色も形も大きさも様々。
いろいろ会いたい子がたくさんいるのですが
中でも、今回の子は
ウワサに聞いて、ずっと会いたいと思っていた
Pygmy Seahorse
(カタカナで書くとNGワードですと出てきてブログがアップできなかったので、
英語表記にしてしまいました。気になる方は調べてみてください。)
すっごく小さいんです。
何かの拍子に
ひゅっと飛んで行っちゃいそう。

これまで
私がPygmy Seahorseに会ったことがない
というと、みんなが
「昨日はどこどこにいたよ~」
なんて教えてくれたりしていたのですが、
私が行くと、どういうわけか、いなくて…。
ずっと会えずにいたんです。
今回、ようやく会うことが出来ました。
某雑誌にも写真がインタビュー付きで掲載され、写真展も開催しているMさんと
スーパーリブリーザーガイドのKさんが
二人で、「これこれ~」
と教えてくれて。
ぷっくり膨らんでいて
小さくって
くりくりした目で
でも周囲と見紛うような身体で
まあとにかく可愛いのなんのって。
この子だけずっと見つめていても
しばらく飽きずにいられるんだろうなってくらい
見とれちゃいますね。
タッツ~らぶ♪
次なる目標は
オオウミウマに出会って
しれっと出した指先に運よく絡みついてもらうこと
です。
空に突き出した指先にトンボがとまってくれる嬉しさみたいな感じで。
なぜこんなにもタツノオトシゴにはまってしまったのかは
自分でもよくわからないのですが、
まあ見れば見る程可愛いと思うのです。
この後
ちょっと離れたところでは
びゅーびゅーと流れが来ていました。
お魚さんたちも、
ここに何かの壁があるかのような感じになってたりもして。

小さな小さなPygmy Seahorseちゃんが
荒波でびゅおぉぉ~と
果てしなく飛ばされてしまうのではないかと心配にもなり、
でもそれもまた自然なのだとも思い、
写真に付き合ってくれてありがとうね~
と、バイバイと手を振って
また会う日までと思いながら泳いできました。
今回は、ほのぼのバージョンでしたね。
大好きなタツノオトシゴに、また出逢えると
いいね。