花束みたいな野菜を買いました


できる限りオーガニックの野菜を購入するようにしているのですが、そうこうしているうちに、野菜づくりをしている人と知り合う機会が増えてきました。
趣味で農地を借りて野菜づくりを始めてみたら、よく育って販売することになった人たちや
小規模だけれど体に良いものを農薬を使わずに作っている人たち。


実は私自身は小さい頃から食に興味がない人で、学校ででた給食の記憶は食べたら即忘れ去るような子でした。帰宅した私に母親が「今日はお給食は何を食べたの?」と聞いてきても答えられる日が皆無だったそうです。
そんな私は大人になって一人暮らしをするようになり、食生活に無頓着だった結果、案の定体調を崩しました。反省の結果、あれやこれやと漢方の勉強もしたりしながら改善をして今に至るわけですが、やっぱり根本的に食に興味がある人とは、その熱量に雲泥の差があります。
なので今は、最低限、体を良いコンディションに保つためには、どうしたらいいのかを考え、結果として自宅で料理をするのが一番良いとなり、オーガニックの野菜を中心に丁寧に食べたいものを作ればいいんだなと気楽に構えるようにしています。


私の場合は食べるということそのものよりも、そこに付随した何か他のことに興味があるようで、例えば一つの野菜が作られた背景や、農園の様子、作り手の在り方や考え方の方に心がワクワクして動かされている感覚があります。


先日近所のお店で出会ったのはツヤツヤふんわりとしたオーガニックのレタス。近くの農園で育てられたものです。お店の人が紙でくるりと包んで渡してくれました。







時々思うのは、野菜を買いに行って帰宅すると、ゴミ箱はビニールごみでいっぱいになるという違和感です。仕方のない部分も多いかもしれませんが、近隣の小規模店やマルシェで積極的に取り組まれているような、プラスチックゴミの出ない買い物の方法に触れると、改めて気付かされることは多いです。


綿100%のエコバックに購入した無包装の野菜をポイポイと入れて帰る。
薄手のエコバックは洗濯したらすぐに乾くし、もちろん繰り返し使える。
野菜は料理する前に洗う。
野菜のヘタやら食べられない部分の皮や根は細かく刻んでコンポストへ投入。


シンプルにしていくだけでいいんだよな、と頭を切り替えていくだけで、
心が緩んでいくような感じがします。




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