まずはじめに
この度の大震災で被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、多くの亡くなられた方々へ、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
1カ月前の今日
あの大きな地震
そして景色を一瞬にして変えてしまった
大きな津波が日本を襲いました。
様々な経験を胸に
今、日本は
みんなで力を合わせて
一歩ずつ、前へ進もうとしています。
大切なことは
過去や悲しみにとらわれ過ぎることではなく、
きちんと心で受け止め、
忘れないようにすること。
前を向くことと忘れることは違うと私は思います。
そして
前を向くためには
思い出も、とても大切な力になると思います。
津波による大きな被害が連日報道されいてる
宮城県南三陸町の町長さんは
チリ地震での津波と、今回の津波、
両方で自宅を2度も失ったそうです。
そんな町長さんが、
思い出の品を失って辛い気持ちになっている町民のためにと発足したのが、
「思い出探し隊」
ボランティアの皆さんによって構成されています。
「思い出探し隊」は先月末から、
がれきの中を1つ1つ、思い出の品を探しながら歩いているとのこと。
写真やアルバム、家族にプレゼントした思い出の品などが次々と見つかり、
泥が付いてしまった写真などは
1枚ずつ丁寧に汚れを落とす作業も行われているそうです。
以前、このブログでも紹介しましたが、
自衛隊のみなさんが捜索活動をしながら
発見された思い出の品をカゴに集めて
見つけやすいようにしているという話もありました。
また、写真メーカーさんなどはウェブ上で、
汚れてしまった写真や水にぬれた記憶媒体などを復活させる方法を公開したり、
復旧を請け負う窓口を紹介したりしていました。
以前の紹介記事はこちら
「思い出の写真」
3月26日の記事
http://beamie.jp/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=...
残念ながら亡くなられた方の品も
たくさんあると思います。
でももし、残された家族に、その思い出のものたちが届くなら、
家族に、これから頑張る力を与えてくれるのではないかと思います。
私の父は
震災などではありませんでしたが、
ある日突然亡くなってしまいました。
その時もやはり私も母も、
父の写真や、私が父にプレゼントしたものを見て、
こんなこともあったよね、と思い出しながら
少しずつ、突然の死というものを
受け入れて、前へ進んでいったような気がします。
もちろん心の中には
思い出はたくさんあるけれど、
形あるものとして残っていると、
その物を手にした時の気持ちはまたひとつ、違ったものがあるように思うんです。
この地震のこと、
忘れない。
思い出に背中を押してもらって。
日本人1人1人が
それぞれの想いで
胸に刻んで歩いて行く。
進め!日本!
コメント
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今回の地震は、NZのものに続いて起こったこともあり、
大変、心に衝撃を与えました。
特に、NZについては、地元の学校の生徒さんが巻き
込まれたこともあり、あまりに突然なことで、言葉も
失いました。
また、改めて、自然災害について考えさせられると
ともに、今回は、生きるということについても、再考
させられました。
これまでの人生の中で、多くの身内や、友達など
の死にも接してきましたが、こんなに短時間に、
生死を振り返る時間を持ったのは、初めてでした。
また、まりさんは、この度のことから、お父さんとの
ことを思い出されたのですね。
楽しい思い出として残してくれたものは、いつまでも
心に輝きつづけることと思います。
そして、今のまりさんの利他の心は、きっと天のお父
さんにも届いているはずです。
だから、これからも、公私に亘って頑張って下さいね。
まるみる
2011年04月11日
こんにちは!
まりさんも苦労なされてるんですね。
人生って生きれば生きるほど苦難が来たり、また幸せ感じたり
それが人生だと俺の恩師が言ってました。
今こそ立ち上がれ日本と叫びたいですよね。
人生の寒さに耐えて、また咲く花のように願いたいです。
かつや
2011年04月11日
私も阪神大震災を忘れてません。

まりさんのお父様は亡くなってしまって会う事はできないけど、人間は二度亡くなると聞きました。
それは魂が抜けて死んだ時。
それともう一度亡くなると言うのはその人を周りが忘れてしまった時。
まりさんやお母様の心に居てるお父様はまだ亡くなってませんよ。
きっと今日も明日もこれからもずっと二度目の死はなくまりさんがお父様を生き続けさせてると想います