古いもの

アンティークの家具や、小物、古着や古本など、新品ではなくとも魅力的なものはたくさんあるし、一方で誰かが一度使ったものは嫌だと思う人もいて、
それぞれの主張はそれぞれなりに、なるほどなと思うところがある。

私は個人的には古いものが好きな方だとは思うし、一つのものを大切に長く使い続ける気持ちが好きだ。けれど、なんでもかんでも古ければ良いというわけでもない。
単なる直感でしかないことなのだが、そのものを見たときに幸せな気持ちになったり、魅力を深く感じたりする古いものを手にし、購入し、使い始めることがほとんどだ。つまり出会ったときに心地よさを感じなかったり、なんだか違和感を覚えるものもある。悪くないんだけれどなんか決定打に欠けるなあとか、ピンとこないものたち。そういうものは、今回は御縁がないのだろうと購入を見送る。
人によっては、そんなの単なる気のせいだしデザインや使い勝手が良さそうで値段も見合うなら買えばいいじゃない?という人もいるだろうし、本人にとってそれで問題ないのであれば、私からわざわざそれらを否定することもない。なぜならそんなことはその人の自由だし、極めて個人的なことだからだ。誰かにフィットするものが万人に合致していくとは限らない。


では私の場合は、アンティーク、古いものたちのどこに魅力を感じているのだろう。

そんなことを考えながら過ごしていたら、ふと、侘び寂びの概念の説明に行き当たった。
移ろい行く時の流れとその空間から滲み出る何かを大切にしていく極めて日本的な考え方は、決して古風な暮らしをしてきたわけではない私にも不思議なことに自然と染み込んでいるのだと、改めて実感させられた瞬間だった。

特に気に入ったアンティークのものを目の前にしている時、自分の心が海の凪のごとくひららかで、自然とゆったりとした呼吸になることを感じる。

時の重なりから匂い立つ魅力が、私にも穏やかな心を思い出させてくれるのだろう。

社会に出れば日々いろいろなことがあり、世界は急速に進んで行く。
その中で自分を整えていく方法を、うまく見つけて過ごしていきたい。







これはバリの石でできたボタン。デッドストックのものが日本のお店にたどり着いていて、一目で好きなり購入しまた。
ぴったりの服があるのであとで早速ボタンを付け替えて楽しみます。







In my opinions, many antiques, old furnitures, used
books and clothes have a lot of fascination. But some people don't like those used items. I understand these both opinions.

I love old something used for a long time through many people's love.
But all old items are not always fit for my mind.
When I decide to buy the old something, I feel them, can they make me happy or not.
It's just feeling.
Some people may say that it's nonsense and just your imagination, and they will say that you should buy it if you like it and the price is good.
It's rights, but sometimes I cann't do that.

It's a strange feeling.
What gave me in my heart? Why?

After my thonght, I found some texts for "Wabi Sabi" that is unique Japanese traditional culture.
When I read these definitions, I understoo my these strange feeling.
Although I didn't spend my childhood in the traditional Japanese style, but I had these "Wabi Sabi" feeling in the bottom of my heart.

When I spend my daily life with my favorite antiques, I can be so calm mind.
We have to work, go somewhere, talk with many many people and in the crowded, too fast and too busy society for our every day(we may have the job for the rent, food and so on...)
In this life, I want to find some truly beauty, love, happy and brightning future through my favorite things like lovely antiques.

コメント

アンティークは、昔、蕎麦猪口を2つほど買いました。江戸末期のものと明治のもの。また、今では、武具を見るのが楽しみです、なかなか売っていませんが。。。

みーまる 2019年03月26日

アンティークはその物がなんとなく自分を誘ってくれてるようなものを感じるときが、自分にはありますよ。
もちろんお気に入りの仲間入りになるんですけどね

Kyo 2019年03月26日

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