モニョチタポミチ「ハローハローこんにちは」展@ハラミュージアムアークカフェダール
偶然出会ってしまった作家さん
モニョチタポミチさん。
群馬にあるハラミュージアムアークに行った時のこと。
ちょうど、ミュージアムショップと、カフェで
モニョチタポミチさんの作品が展示販売されていたのです。
最初にミュージアムショップで作品を見つけて
どうにもこうにも気になって
その日はカフェに立ち寄る予定はなかったものの
カフェでの展示があるとのことで
迷わずカフェで休憩することに。
いやむしろ、休憩と見せかけて、作品をじっくり見てゆっくり考えることに。
見せかけた休憩(誰に対しての?ナゾ)、のわりには
ちゃっかりイメージケーキも注文🍰
草間彌生さんの作品をイメージしたカボチャのムース。
カボチャを使ったスイーツに目が無い私としては
これは食べずにはいられない。
美味しかった😋けど頭の中半分くらいはモニョチタポミチでいっぱいで😅また今度、頭が空っぽな時にじっくり味わおう。
さて肝心のモニョチタポミチ作品。
ずっと見ているうちに、彼女の作品の魅力は、
独特の色使いもさることながら、
描かれた女の子たちの絶妙な表情にあると感じました。
女の子たちは、ほぼ無表情とも思えるような顔つきですが、微妙に心情を表す表情をしているのです。
最近はスマホなどが便利になり、気軽に「自撮り」を楽しむ人も増えたためか、写真に撮られることが仕事ではない人でも、写真に撮られることがすごく上手だったり、表情も自分の顔の特徴をよくわかった上で作ってるなあという人もかなり増えてきているように思います。
だから、大きな笑顔や、コミカルな顔、わざと怒った顔や困った顔を作ることも、すんなり出来てしまうことも多いかと思います。
でもそれは、写真だったり、特定の誰かに向けてだったり、見られることを大前提とした瞬間の表情です。
モニョチタポミチ作品に出てくる女の子たちの表情は、極めて素の状態。
誰かに対して意識的に見せようとしていない時の表情をしています。
そして心の中で思っていることが、無表情の素の顔から、ほんの少し漏れ出る、その瞬間がモニョチタポミチ作品の表情なのです。
振り向いた瞬間の顔
注文していたはずのものが出てきたけれど、なんだか思ってたものと違うなあ、という気持ちになった瞬間の顔
渋谷の雑踏を黙々と歩いている時の顔
これが海外の人々に伝わるかはなんとも言えないところな気がしますが、日本人である私には
「あーわかるわかる!この感じ!こういう微妙にしか表情筋が変化しないけれど心は大きく動いてますって時の表情!!」
と思えて、共感してしまったのでした。
というわけで
早速うちに飾っています👩🏻🎨
《ちょっとうれしいことがあった》
I found a new artist Monyochitapomichi at Hara Museum Arc(Gunma, Japan).
The face of girls drawn by Monyochitapomichi are looked like quite expressionless. But if you see it carefully, you can find a very very small smile or a confused face.
The painted girls tell us some real face on Japanese girls when they are not conscious about
gaze from other people.
かわいい作品ですね。そして、お子様にうけそうですね(笑)。