ご飯を食べるのは毎日のことだし、
身体に入ってどんな役割を果たしてくれるのか気になります。
美味しく食べるのはもちろんのことですが、
自分で食材を買ったり、料理をしたり
買い物をする時の成分表や産地をみたり、
知っていると楽しみが広がることが沢山あるのが「食」だと思います。
先日、以前から欲しかった本を入手しました。
『毎日役立つ からだにやさしい 薬膳・漢方の食材帳』(実業之日本社)
薬日本堂監修
様々な食品の栄養素が書かれている本は持っていたのですが、
他の視点から食材について詳しく書かれた本が読みたいなと思っていて
最近は漢方薬に凝っているので、この本を選んでみました。
漢方というと、いろいろな普通には食べないような物、
匂いが強烈なものなどを想像するかもしれませんが、
普段スーパーで目にするような食材を
漢方の理論に基づいて分析してまとめてあるのがこの本です。
例えば
イチゴ、豆腐やみつばなども書かれています。
私は血の量が少なくて、血の流れも良くないタイプのようなので、
血をたくさん作ってくれるような食事を心がけています。
自分の身体の特徴を知ると
健康になるために何が必要なのか、理解して選択することができます。
今日の楽しく勉強した食材は
白菜
先日はカレーで活躍してくれた白菜ですが
今日は残りの白菜で鍋です。
そういえば白菜って身体に入ったらどんな働きをしてくれるんだろう?
と、本を開いてみました。
するとなんと
「(白菜は)体にこもった熱を冷ましたり、喉の渇きによいなど、どちらかというと冷やす作用があります。キムチにすることで、しょうがやとうがらしなど温熱性の食材と一緒にとれるので、体を温める食材に変身。」
と解説されていました。
早速、鍋はキムチ鍋にすることに決定。
大好きな唐辛子がたっぷり入っています。
いつも鍋には白菜をたくさん入れているので、
知らないうちに身体ぽかぽか効果があったんですね。
今日は唐辛子ぽかぽかパワーと、白菜あたためパワーの
ダブル効果で温め鍋になりました。
よく見る食材が
血を作ったり、むくみを解消する手助けをしてくれていた
と知ると、面白くて買い物も料理も楽しくなってきます。
ついついスーパーで、
あ、これは身体を温めてくれるのよね、
おお、これは無駄な水分を溜めこまない様に…
なんて考えているとついつい買いすぎちゃうのが最近の悩みです。
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