『プリズム』

最近、偶然ですが
人ってなんだろうとか、
心ってなんだろうとか、

そういうとても難しいけれどみんなが一度は疑問に思ったことがあるのかもしれない、
複雑かつ永遠のテーマとも言えることを
考えさせられるような本に出会っています。

今回は

『プリズム』(幻冬舎)
百田尚樹さんの小説で
今回の本屋大賞のノミネート作品でもあります。

ヒロインの聡子は
あるお屋敷に家庭教師に行くことになります。

そこで出会った一人の青年が
解離性障害、多重人格だと分かり、
その彼との接し方に悩み続けていくというもの。

聡子は青年の中のある一人の人格に恋をしてしまいますが、
青年の病気を治すためには
その人格は統合されて、消えなければならない存在でした。

実在しない、作りだされた、ある一つの人格に恋をしてしまったと
理解していながらも、
自分の気持ちをどうすることもできずに苦しむ聡子。

心だけが違っていて、
あとは全て同じであるのに、
聡子はその一つの人格しか愛することができませんでした。

これを読んでいると
人が人に恋をする時に、
何を見ているんだろう、と思います。

自分が好きになった相手を
たった一人の、この人しかいない、と思う時、
それ以外の人と、該当の人との
決定的な違いは何なのだろう…。

確かに私も
ウィルに出会って、
他に、同じ犬種のミニチュアダックスフントで
しかも毛色の毛の長さも同じ子でも
ウィルじゃないとダメって思いますし、
ウィルの代わりになる子なんてどこにも存在しないと思っています。

出会った時、
この子だ!って思った気持ちもありました。

でもそれって
直感的なものであって
全く説明がつかないことなんですよね。

ちなみに
ウィルさんには兄弟がいて、
人間で言うところの、双子とか三つ子とか、
そういうことになるので、
その兄弟たちとは顔も身体もそっくりなわけですよね。

それでもやっぱり私には
ウィルさんなんです。

私はウィルさんの
耳が少しだけ上の方に付いている感じも好きですし、
胸の毛が長過ぎず、でもふわふわしている感じも好きです。
目の形も好き。

そういう具体的な特徴も挙げることもできますが、
じゃあ、その好きなポイントが全く同じ、別の子がいたら
その子でもいいのか
と言われると、
こたえは、ノー、なんですよね。

不思議です。


コメント

タイトル、てっきり和田アキラさんのあのバンドかと…。

( ̄▽ ̄)

レディオヘッド 2012年03月05日

確かに、不思議な話ですね。

正に、それが、宗教や哲学でいうところの、縁、
なのでしょうね。。。

人が合う、合わないという、いわゆる、相性、
にも似た感じがします。

まるみる 2012年03月05日

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