『マ ララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女』📚

『マ ラ ラ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女』(岩崎書店)

女性や子供たちの教育のために立ち上がった少女
Malala Yousafzai さん。

彼女の本を読みました。

著者の欄にはパトリシア・マコーミックさんの名前もあります。
文は本人による語り口です。

日本語訳は道傳愛子さんです。


インターネット上には彼女にまつわる様々な報道記事が見られ、スピーチの動画などもあります。
2014年にノーベル平和賞を受賞されていますが、
この本にもあるように、彼女が世界中から注目されるまでには、まさに文字通り命をかけた、数々の困難がありました。

この本を読むまで、もちろん彼女についての報道は目にしたことがあったし、女性や子どもの教育を受ける権利について声を上げた少女、として知ってはいたのですが、きちんと資料に触れたことがないなあと思い、この機会に読んでみることに。

他にも日本語訳されている本もありますし、英語では今年また新しい著書の出版予定もあるようです。

今回私が読んだ本は、小学生でも読むことができるようなバージョンでしたが、大人が読んでもしっかりと読み進めることができます。
もちろん、学生の皆さんがこの夏休みの機会に読んでみる、というのも良いと思います。

特に彼女は今年、長年想い続けてきた故郷に里帰りをしています。
様々な情勢を考慮し、これまで帰国が難しかったわけですが、今回帰国できたからと言って安心安全にというわけではなかったようで、4日間に渡る帰国の詳細については極秘にされたまま、実現した行程だったようです。

この本の中では、彼女の幼い頃からの様子、そして撃たれて入院し、奇跡的に助かるあたりまでが詳細に語られています。

私はもういい大人になってから読みましたが、
彼女と同じくらいの年齢の時に読んだら、また違った感想を持ったかもしれないなと思いました。


彼女はこれからも強い信念のもと、教育を受ける権利のために闘い続けることでしょう。
それはとても素晴らしいことですが、いつか彼女が闘わない日、つまりもう闘う必要がない日が来ることが、大きな願いだなとも思います。

私が学んだお茶の水女子大学も、もともとは、それまでには難しかった、女性が学ぶための場を作った学校とも言えます。
いま、日本では、それぞれの家庭事情はかなり異なるながらも、全世界と比べると、かなり自由に学ぶことができる状況なのかなと思いますが、
私たちの祖父母の時代には、ご家庭の方針で専門的に学ぶことを親から許されなかったという女性も多かったと聞いたことがあります。歴史的年月からみれば、つい最近のことですよね。

勉強、というとつい
めんどくさいなーとか、しんどいなーとか
学生時代に思うことも正直少なくなかったのですが、
学ぶことができる権利がある、ということがいかに素晴らしいことなのかを知ると、
あれこれ言ってはいられないなという気持ちにさせられます。
まだまだ勉強不足なことばかりですが、
知りたいと思った時が勉強しどき、だと思うことにして、
今からでも少しずつ知っていきたいなと思うことがたくさんあります。

特に、わたしは大学では音楽、芸術について学び、
今はアートに興味があって日々学んでいる中で、
やはりどうしても、世界がどんな状況なのか、それぞれの国の歴史や背景を知らないと、
深く理解していくのは難しいなと思うことも多々あります。

大好きな芸術の世界をもっともっと楽しめるようになるためにも、
そして今後世界のどこかに行った時の自分自身のために、
今こそ、しっかり学びたいと思います。


読書
2018年の94冊目
7月の12冊目でした。


#読書




I read an essay titled
“I Am Malala : How One Girl Stood Up for Education and Changed the World”
written by Malala Yousafzai with Patricia McCormick translated by Aiko Doden.

I had known her in some articles, but I had not read her books.
She could go back to her Home Land in this spring. She is fighting for the Education. She will keep doing it, but she has not need her fights for the rights of Educations if the world is changed for the better.

My old school is the University founded for Women.
We had the history that women couldn’t study freely like now. Women’s education problems were not somebody else’s matters in our country.

I had studied about music and art in the University. And I’m studying about art(contemporary art, modern art, and Japanese traditional art too!) by myself.
In these studies, I felt that I had to study more and more about the world histories, cultures for my understanding about artists and works.

I’ll do it one by one!

#Malala #readind #education #book



コメント

マララさんは有名ですよね。
でも、中東では女性はまだまだ日本のような地位が確立されてないので難しいことも多いですよね

Kyo 2018年07月25日

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