赤いドットのオットー・クンツリ

ジュエリーの企画展

オットー・クンツリ展

行ってきました。








実は実際に行ってみるまで

ジュエリーの展示かあ・・・
展覧会紹介の写真をみると、装着してるのが面白そうな見た目のものが多いのかなあー

程度にしか考えていなかったのですが


行ってみて、
ものすごいアートの真髄に触れたように感じ、
コンテンポラリー・ジュエリー、そしてコンセプチュアル・ジュエリー、さらにはもちろん、作家のオットー・クンツリさんに、強い興味をかきたてられました。


東京都庭園美術館の本館と新館、両方を使っての個展でしたが
新館ではオットー・クンツリさんのインタビュー映像も流されていて
これはほんとにほんとに、展示を見に行ったら全部見て欲しい!
彼のアーティストとしての強い芯を、洗練された言葉から感じ取ることができ、
わたしはインタビュー映像を見たあとで、もう一度全部の作品を見て回りたくなったし、
さらなる感動を受け取ることができました。



オットー・クンツリさんには
いくつかのとても有名な、そして彼の作家としての時代の句切れ目になるような作品があるのですが


赤いドットは













1980年にバーゼルの画廊から個展のオファーがあった時に、彼自身が企画したことに由来するもの。

作品が全く展示されていない状態のギャラリーに、お客様が来たら、
その人たちに赤いドットを付けて帰す、
という企画。
赤いドットは、アートに買い手がついた時に、値段や作品の名前のキャプション近くの紙などに貼り付けられていくもので、
版画や写真、金型のあるような複製品ならば、たとえば赤いドットが10こついていれば10人発注してもらった、ということ。

クンツリの企画は実現しなかったようですが、赤いドットをピンにしたジュエリー作品は、
クンツリのアーティストとしての表現についての賛同や共感を表すツールでもあり、
純粋に作品そのものへの好みなども含め、
多様な「表明」を、身につける人たちが、自分と一緒に持ち歩ける、それがジュエリーなのだということを、はっきりと象徴しているように感じました。


展覧会の解説パンフレットの表紙にも
赤いドット







ちなみにクンツリは
日本に来て
太陽を表すのが金色ではなく赤で、
赤の対照となる色として白が挙げられることに衝撃を受け、
赤と白の作品もいくつか作っています。

なるほど
小さい頃からお絵かきは
太陽を赤いクレヨンで描いていたわね、わたしたち。




ドットといえばこんな作品も








鑑賞者参加型のインスタレーションです











わたしも、丸いものをひとつ
置いてきました。
どれかは秘密ハート


まだ若干のスペースの空きがあったので
展覧会閉会までの間、運が良ければ、これから行く人も置くことができるかも?!




クンツリ展については
次の記事にもつづく・・・




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