ジョルジョ・デ・キリコ展その1

パナソニック汐留ミュージアム
ジョルジョ・デ・キリコ展




やっと行けたー。前から狙っていました。



ジョルジョ・デ・キリコは

「形而上絵画」
「シュルレアリスム」

なんて単語と共に出てくるアーティスト。


美術史の勉強をしていた時は
1枚か、うーん、多くて2枚?くらいの作品をちらっと見かけ、

お、これが、デ・キリコね!

っていう程度の大雑把な認識だったのですが、

ジョルジョ・デ・キリコの他の作品も観てみたい!

というのと、

どんなアーティストだったのか、ちょっと興味がある!(なんていうか、少な過ぎる事前情報により、知らなさ過ぎて逆に興味あるぞ!みたいなやつです)

てなわけで

まずは

事前先入観なしで
展示に行ってしまえ〜

というので行ってきました。





まず、ジョルジョ・デ・キリコといえば

《街角の神秘と憂愁》

が有名。

少女が輪回しをして走って遊んでいる様子が描きこまれた作品です。


で、今回、この本物を観られるかなー
と思いましたが、残念、この絵は来ていませんでした。
(影絵を投影する場所があって、そこではこの女の子が壁に映される仕掛けがありましたよ。)


ですが!

デ・キリコの作品を時代を追って観ていくと、
あの絵が有名になった理由も、すごく納得。


とにかく、どの作品も影と色彩が特徴的。

影の長さで時間を歪めたり
わざと歪んだ遠近法にしてり

観ている人を前後左右に揺り動かすような作品が多いです。

その昔にも
レンブラントとか、ルノワールとか
光と影に注目した画家は沢山いて
それぞれの捉え方で、光と影を表現してきたわけですが

デ・キリコの光と影は
写真的な光と影の認識、というよりは
もっと目から入って脳内で分析されたもの、意識的なもの、に感じられます。

写真で撮ったらこんなに影はつかないんだけど
印象としては、そうそう、こうなんだよねー、みたいな。


現実的写実ではなく
意識上の写実性を私は感じたのかもしれません。


今回の展示ではブロンズの立体作品も観ることができます。


《不安を与えるミューズたち》

このタイトルの作品は1917年頃に一度描いたものを1974年にほぼうつすような形で再度描き、さらに、ブロンズにまでしているのです。


デ・キリコは昔描いた作品をこのように描き直すことも多かったとか。


ブロンズの《不安を与えるミューズたち》の方は面白い仕掛けで展示されていて
上から当てられたライトによって
影が伸びたり縮んだり、影の出来る方向が変わったりするんです。

こうして見ると、やはり、影の出来方と描かれ方の違いが興味深く感じられます。


ちと長くなったので
その2に続きます。
続きではデ・キリコ本人の考えを知ることが出来た話(^o^)/





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