いたるところに
鈴や、なんとかベルとかいうもの、
いろんな音が鳴る者がつりさげられています。
ドアのところ、部屋と部屋の間、壁際、様々です。
私にはこんな習慣はないのですが
母はこうやってどういうわけか音が鳴るものをあちこち飾るのが好きなようで
部屋を移動したり、家の中を歩くたびに
いろんな鈴の音が聞こえてきて、
どこのカーテンを触ったのか、
ドアを開けたのか
どこを通ったのか、
鈴の違いですぐに分かってしまいます。
鈴が多い家。
あ、文字にして見たら
「鈴」
そう、我が家は「鈴木家」
ふむ。
「鈴」が多いのも
必然と言うものでしょうか。
鈴の中には
小さい頃から家にあるもの、
最近増えた物など様々ですが、
この写真の鈴は
よく考えたら、
いつからあるのか、思い出せないくらい
ずっと前から我が家にあるもの。
お土産の鈴で
白神山地と名前が入っていますが、
(祖父母の家の近くにある、小さい頃によく行った場所。今やそんな子供の頃の思い出の場所、白神山地は、世界遺産になっています。)
よくよく見ると
「熊除け」
の文字が。
あ、これって
「熊除け」だったんだ。
鈴の形が
子供の頃に見た時の印象のままで語れば
カウベルの小さいものみたいで
かわいいな~くらいにしか思っていなかったのですが、
そうか、これ、「熊除け」だったんだよ。
ねえ、使いどころがあるかもしれないわよ。
山とか。
川とか。
滝とか。
ちなみに「熊除け」の意味では
ラジオなんかも使われたり、
歌を歌いながら歩くとか、
いろんな方法が語られていますね。
私も熊に遭遇したことはないのですが、
小さい頃から、山での熊除けの方法については
何度も聞かされて育っていました。
秋田県民だったから、かなあ。
最近見たニュースでは
熊が食べているものが、人間の残飯になっている時期がある
ということが熊の毛の分析から明らかになったと言っていました。
熊たちも
食べるものに困ってしまい、
住む場所に困ってしまい、
苦しい思いをしているのかなあ…。
私たち人間の存在そのものが
常に自然を脅かし続けていることは
否定しきれないところですが、
もしも何かいい方法があるのならば、
これ以上、苦しむ動物たちが少しでも少なくなるような方法を見付けて
進んで行けたらいいなあと思うのでした。
以前、田舎の方に行ったら、町の至る所にスピーカー




装置があり、クマが出た時に、クマに気をつけて下さい~、
なんていう警報が流れていたりしました。
また、クマのお肉を、温かいそばの中に入れて、食べる
ことの出来る店が、こちらの山の方にあるみたいです。
ちょっと残酷かな。。。
ちなみに、私は、クマ肉を、まだ食べたことがありませんが、
食べた人に依れば、身体がぽかぽかと温まるそうです。
どんなお味なんでしょうね。(笑)
ちょっと気になりませんか。。。