と思いつつも
いまいち、何がどう良いのか
よく分からないけど、まあ、良さそうだよね~
というものってありませんか?
その1つが
コラーゲンだったので
読んでみました。
『コラーゲン完全バイブル』(幻冬舎)
著者の真野博さんは城西大学の教授でいらっしゃいます。
「農学部出身の私は、もともt、「食と健康」に高い関心を持っていました。普段の食事でもっと健康づくりを――「食べる」ことで健康の維持、増進につなげる、ということが私の基本理念です。」
という真野さん。
みんなが抱いているのではないかという
コラーゲンって何だろう?
なんとなく身体に良さそう?
という、ちょっともやもやした気分を解決しましょうという本です。
そもそもコラーゲンとは何なのか。
この本では
「その正体はタンパク質の一種。タンパク質といえばいうまでもなく、人間の筋肉そのほか、カラダをつくるのに不可欠な栄養素です。」
と書かれています。
コラーゲンと言うと
なぜかピンク色の商品も多く
女性を強く意識した商品?と思われるものもたくさんあるのですが
「男女に関係なく、年齢を重ねるとともに、カラダのコラーゲンは古びていきます。」
ということで、
「骨や関節がもろくなったり、肌のハリが失われたりするのは、その古びたコラーゲンのしわざとする説が有力です。」
つまり、
女性が目指すツヤぷる肌のだめに、だけではなく、もっとたくさんの健康に関わる部分に
コラーゲンが関与している、ということなんですね。
コラーゲンたっぷりなものを
たくさん食べれば、それが直接体内のコラーゲンとして補給されるのか
というと、そうではないのが難しいところ。
でもコラーゲンを摂取するのは悪いことではなく、
口から入れると、「コラーゲンペプチドが何らかの“シグナル”を細胞に送り、その細胞を活性化させる」というのです。
まだまだ解明されていない謎も多いコラーゲンですが、
最新の研究にもこれから注目していきたいですね。
またこの本では
コラーゲン以外の話でも
おお~!と思うような部分がいっぱい。
たとえば、
「栄養学的に「良質のタンパク質」といえば、必須アミノ酸がすべて含まれていることが条件となります。」
ということ。
単なる、質の良いタンパク質という意味じゃなく、
必要な栄養素が揃ったバランスの良いタンパク質
という意味が近かったわけですね。
また先日飲んだ水素水の時にもちらりと出てきましたが
カラダが錆びると…という話。
「私たちが呼吸で取り入れた酸素のうち、使われなかった分が活性酸素となり、いわゆる「錆び」のもとに。」
これが「酸化」なわけですね。
酸素をたっぷりとりこむことも重要ですが、
上手に扱わないと、難しいんだなあと改めて感じました。
何事も、過ぎたるは…ということですね。
「10年程度で、カラダのすべての骨が新しくなっているといわれています。」
ということも書かれていて、
骨の健康は
改めて、長期戦だなあとも感じました。
健康はやっぱり
ちょっとしたことからの日々の積み重ねも重要なんですね。
コラーゲンは、女性が摂るものと、私も思っていましたが、
そうではないのですね。。。
ゼリーのようなものならいいのですが、鳥肉や、豚足という
のは、ちょっと苦手なので、とりやすいものがあるといいなぁ、
と思います。(笑)