一年

去年の今日
3月11日。

東日本を中心として
日本を大きな地震が襲いました。

仙台では
鎮魂の花火が2万発、打ち上げられたそうです。
2万という数字、
亡くなった方とほぼ同じ数だということです。

またキャンドル、灯篭に灯りをともして
追悼のイベントが行われたところも
日本各地にあったとのこと。

東京タワーにも
「KIZUNA NIPPON」というメッセージが
光で描かれたそうです。

去年の今日発生した大きな地震により、
本当にたくさんの方が亡くなりました。

私の知っている方、お世話になった方々も
帰らぬ人となってしまいました。

去年のあの日
私は東京ビッグサイトで
ナレーションのお仕事をさせていただいておりました。
イベントの最終日。
揺れた瞬間、私は自分が担当するプレゼンテーションの真っ最中。
マイクをつけていたので、
ゆらゆらと少しずつ揺れ始めた時、
一旦、プレゼンをストップし、
お客様に
「落ち着いて下さい」ということと、
展示物が倒れるといけないので
「展示物から離れて下さい」「頭の上に落ちてくるものがないか確認してください」
と繰り返し呼びかけました。


私は過去に
巨大地震を3度経験しています。
1度目は記憶にないくらい小さい頃、秋田県にいた時に、日本海の地震。
あとの2回は青森県八戸市にいた時です。

でも過去に経験したどの地震のときも
全て自宅にいて、家族と一緒にいた時に起きたものでした。

去年のように
外出先で、というのは初めて。

家には母は戻れずにいることは分かっていたので、
家に残してきた
ウィルや森や海のことが
心配で…。

結局みんな無事でしたが、
ウィルは鼻血が出た跡が。

パニックになってどこかにぶつけたようです。

帰るまで、
気を張っていて、必死だったから、
しっかりしていたのに、

ウィルを撫でたら

ぼろぼろ涙が出ました。

仕事だったとはいえ、
不安なまま何時間も一人にしてごめんね

ごめんね、と何度も言いながら撫でて、抱きしめました。

あの日以来
我が家には
私と母の避難グッズがまとめられたものと、
ウィル、森、海が避難できるように、必要最低限の食べもの等をまとめたものが
バックに入れられて、用意してあります。

そして、
音信不通になった時にでも巡り会える可能性を高めるために、
家で地震などの被害に合ったら、
ここに逃げているよという場所も決めました。

去年の今日、あったことを忘れずに、
これからの未来に向けて
今後、同じようなことが起きたらどうしたらいいのか、
改めて確認することも良いかもしれません。

最後になりましたが、
まだまだ復興に向けて大変な思いをされている方々にお見舞い申し上げますとともに、
多くの亡くなられた方々へ、御冥福をお祈り申し上げます。


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本日、日曜日の
Mari’s Sweets Sundayはお休みいたします。