おもてなしの心

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初めて行ったダイビングサービスにて。

暑い日だったんです。
ランチは魚介類たっぷりのゴージャスカレー。

リピーターさんの中には、このカレーが大好きでわざわざリクエストされる方もいらっしゃるとか。

うん、香り豊かでした。
あわびとか、さざえとか、エビ類。
とにかく贅沢な食材が盛りだくさん入った海の幸カレー。
出汁がすごく効いていて、カレーの香辛料に負けていなくて、
それでいてお互い邪魔もせず、絶品です。
都内で同じメニューを出してくれるお店があったら
とんでもない値段がついていそうな、贅沢なひと品。

そして

デザートまでついてきました。

じゃん

暑い日に食べたくなるもの
といえば

やっぱり

ひんやりキーンのかき氷は外せないでしょう。

ダイビングショップさんが出してくださるランチで
デザートにかき氷っていうのは私は初めてでした。

オーナーさんいわく

暑い日に潜ってきて、
お店に帰ってきて、
器材を手入れしたりなんだりしていて

「暑っついなあ」

と思ったら
かき氷が食べたくなるでしょう？
と。

自分が食べたくなるものをお客さんにも出す

という精神なのだそうです。


思わず、大きくうなずいちゃいました。

もちろん、誰かのためにと思ってやることも
とっても大切なことなのですが、

自分がそうしてもらえたら嬉しいな

自分が欲しいと思うことはこれだな

と考えて行動するというのもすごく素敵ですよね。

お客様の目線に立って考える
というか
堅苦しく考えるよりも、
自分は欲しいから、あなたも一緒にどうかしら？
みたいな、優しい気持ちが発展した
おもてなしの在り方。
ちょっと胸がきゅんっとしました。


別のお店のオーナーさんの話でも、真のおもてなしを感じたことがあります。


どんな天気の日でも
どんな海況の日でも
お客様に「あー、今日潜って良かった、楽しかった、来てよかったね」
と思って海からあがっていただきたい
という信念のもとお仕事されているという話。


プロなんですよね、みなさん。

その海の美しさ、楽しさを見せるプロ。

さりげない優しさを持って、一緒にダイビングを楽しもうという姿勢のプロ。

プロってやっぱりいいよなあ。
どの道のプロでも、
すごいなあ、尊敬するなあ
というポイントがあるんですよね。


私もがんばろうっと。