『ベリーショーツ 54のスマイル短編』

とってもへんてこりんで
シュールで
楽しい本を見つけました。

この「へんてこりん」っていうのは
良い意味です。

『ベリーショーツ 54のスマイル短編』(東京糸井重里事務所)

ほぼ日刊イトイ新聞が編纂したもので
ウェブ上に掲載されたものを
まとめて単行本にしたものです。




図書館で本棚を眺めていた時に
いろいろな大人向けの小説がずらりと並ぶ中、
ただならぬ空気を放った本が
ひょっこり棚におりました。

それがこれ。

形も大きさも
なんだかミニ写真集とか
ポストカードを集めたブックのような
読み物ではないような感じ。

そして本棚から引き出してみたら

この絵。

その衝撃だけで借りました。

必要以上にとんでもなく長いシオリ

中もぱらぱらめくると
子供が壁に落書きをしたような雰囲気の
自由で楽しい絵がカラフルにちりばめられています。

読んでみて

楽しかった。

子育て中心のエッセイなのですが

生物と共同生活を営んでいると
いろんなことがあるんだよね
毎日退屈なんてできっこないよね
って思います。

それが言葉を発する人間ともなれば
爆笑するタイミングは多くなることでしょう。

我が家は日本語を発しない犬と鳥だけでも
笑える毎日をエンジョイできているのですから。

ぷぷぷと笑って
とんでもなくへんてこりんで

いつも読んでいたものと
全然違った雰囲気を味わいたいのよ!
って言う時に読みたいなあっていう作品でした。


ありえないでしょうっていう絵も描いてみたくなります。

なんでもありっていう
自由な感性を
開放的に刺激してくれる感じが好きです。

写真の2枚目は
表紙を開いたすぐのページに印刷されていたもの。

こんな場所にまで
しかもエアメール風な絵

本の形も横長な封筒にも見えるサイズです。

このセンスが好き。

コメント

開くのがたのしくなりそうな本みたいだね

なみへいオヤジ 2010年10月03日

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