ライアン・マッギンレー個展「MY NY」@小山登美夫ギャラリー

ライアン・マッギンレー展「MY NY」

小山登美夫ギャラリーで今日からスタートしました。

オープニングに行ってきましたよ。





ライアン・マッギンレーのプリントを私が初めて観たのは
2年前の東京オペラシティでの個展「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」にてでした。


それ以来日本での個展はなかったので
実に2年ぶり、ファン待望の個展が今回小山登美夫ギャラリーさんで開催されているわけです。

ファンタジーを撮る
ということも、ライアンの大切な要素であるのですが、
今回はライアンの写真家としての出発点に焦点をあてた作品がずらりと並びました。

展示室内には
非売品ですが
数々のポラロイドや、
ライアンが使っていたカメラ(ギャラリースタッフさんの説明によると、このカメラは日本のメーカーなのだけれどもう販売されていないものだとか。)も展示されています。
ボロボロになるまで使い込まれたカメラたち。廃棄されずにきちんと保管されていたんですね。
撮影したポラロイドも綺麗な状態で、大切にとってあったんだなあ。

これらの器材やポラロイドから、ライアンの繊細な部分に少しだけ触れることができたような気がしました。







ライアンはインタビューなどで
ファンタジーを撮っているという説明をする時(ロードトリップのシリーズ)、
現実の世界がそこ(写真の中)にある必要がない、というようなこと、写真の世界の中へ現実から逃げ込む、というようなことも、あちこちで述べていたかと思います。

写真家として、デビュー後、様々な新しいシリーズが生み出されてきましたが、
この彼が作り上げた世界の作品が注目されることも多く、
生々しいライアン自身がほぼ感じられないものも多いんじゃないかなと思います。
彼自身、あえてそれを秘めた状態で
ファンタジーの彼の世界と向き合っているわけですから。


彼自身、すごい人気のある世界的写真家だし、撮るイメージもキャッチーで派手さのあるものも多かったりして、
それゆえ彼の日常的な繊細さが、作品の光の陰に潜みがちかもしれませんが、
今回の小山登美夫ギャラリーでの展示を観ると、一人の人間として、良い意味での人間臭さがじわっと感じられるように思いました。


そういう意味で、今回の展示はライアンを語る上でとても重要な、素晴らしい展示になっていると思います。

彼が今のような超有名アーティストになるキッカケとなったZINEも展示されています。





現代アートのギャラリーは、販売に注目しがち(売れただの売れないだの、価格がどうだの、完売が出ただの、、、)な一面もありますが、
今回の展示は、デビューしたての頃のライアンに、ぐっと迫ることができる、魅力的な展覧会なんです。

ライアンについてもっと知りたい!と思っている方は、本当に本当に必見の展示だと思います。




今回の日本での展示は
昨年の2017年にアメリカのデンバー現代美術館で開催された個展「The Kids Were All Right」に出展されていたものの中から、約10点が来日したという内容です。
その個展の時のカタログもギャラリーで買うことができます。ちょっと今回は私は買わずに帰ってきてしまいましたが(とにかくまず、この日打ち合わせ帰りだったので既に持ち歩いていた荷物が重くて重くて😅カタログはかなりボリューミーだったのです。出直します。)
かの有名な、写真集もたくさん出版している二つの出版社が共同で出していました。
Skira と Rizzoliです。
http://www.rizzoliusa.com/skira-rizzoli/

それぞれの出版社については以前から知っていて、Skiraから出ているものも好きなものがあっていくつかうちの本棚にもあるのですが(Rizzoliも何冊かあります)、この好きな2社が共同で出版することがあるというのを、今回初めて知りました。
Webを見ると、既にいろいろ出されているようですね、



今回、オープニングにライアンご本人が来日する予定もあったようなのですが、事情によりいらっしゃらず、もちろんそれについてはWebでもきちんとインフォメーションが出ていたのですが、
それでも初日オープニングレセプションということで、たくさんのお客様がいらしていました。
やはりさすが、小山登美夫ギャラリーさんですね。



場所は六本木駅からもすぐ。六本木ヒルズやミッドタウンも近い場所です。
入場無料なのでお近くまで行かれた方はぜひ立ち寄ってみてください。

小山登美夫ギャラリー
http://tomiokoyamagallery.com/

↑六本木と渋谷に2箇所あるのでご注意ください。
ライアン・マッギンレーは六本木の方です。



というわけで
初日に行けてよかった!!


アート鑑賞
2018年の87件目
4月の10件目
でした。











#小山登美夫ギャラリー
#ライアンマッギンレー
#写真展
#六本木




I went to the opening day of Ryan McGinley's solo show at Tomio Koyama Gallery(Roppongi,Tokyo).
About two years ago, I saw his many prints at his solo exhibition in Tokyo on the first time.
His works told us his "Fantasy" world through his "set up" images. But he made other works on his early works.Although those were very different from his "Fantasy" works, I could see his sensitive heart and earnest expression from inside of his deep mind.
On the case of the contemporary art gallery, many people may focuse that it was sold or not.
Of course these are available now, but this show will give you more value to know his works.




コメント

今回のお話を読むと、さすがプロの写真家の奥さんはスゴイ、と、素直に思わせられます。加えて、まりさんが努力して学んだあとも、文章から読み取れますよ。これからもこつこつ、マイペースで、アートのお勉強、頑張ってくださいね。

ま-みる 2018年04月07日

これはインスタントカメラで有名なポラロイドカメラじゃないですか

Kyo 2018年04月07日

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