『キオスクのキリオ』📖

悩んで悩んで悩みまくっても

結局、楽しく過ごしていようが暗くなっていようが
等しく時は過ぎていく。

だったら

悩んじゃってたら、なんか、損!

と思えるようになったのは
そこそこ大人になってからですが

最近はその考え方が習慣化してきて
くよくよする時間もなるべく短くできるようになってきた気がします。

『キオスクのキリオ』(筑摩書房)
東直子さんの小説です。

駅のホームにあるキオスクで働く
ばりばりの関西弁の50代のおっちゃん、キリオ。


彼のもとにはなぜか
見ず知らずの、少しややこしい悩みを抱えて
悩みループに、どはまりしているタイプの人たちが集まってくる。


おっちゃんのキリオは
そんな人たちにいきなり声をかけられ
話を聞いて欲しいといわれ、
最初は困って相手にしないようにしているものの、
放っておけず、関わっていく。


断れない優柔不断なところもあるキリオだけれど、
人生については
クヨクヨしないという芯がある。


それは諦めとか、どうでもいいとかいうよりも、

悩んでも悩まなくても
変わらないことも多い

と気がついた結果ということかもしれない。



悩んで結論に近づけることなら
ちゃんと考えたらいいし、
誰かに相談することによって、その人が今の問題に対する解決の糸口を持っていそうだなと思い、アドバイスをもらえるようお願いするのは、いいと思うけれど、

そうじゃない悩みでぐるぐるしたり
なんの指針もないまま考えるのは
時間の無駄だよなあと改めて思うのでした。
キリオはそういうことを、
長年生きてきて、じんわりと肌で体得してきた人なのかも。












悩んでる暇はない。
次のために
やらなければいけないことが
山ほどある。





そんなわけで


2017年の8冊目
1月の8冊目でした






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