『辞書になった男〜ケンボー先生と山田先生〜』

辞書を一度も見たことがない人は
珍しいのではないでしょうか

それ程までに
私たちの近くに存在している本

辞書

『辞書になった男〜ケンボー先生と山田先生〜』

佐々木健一さんのノンフィクションを読みました。

もともとテレビ番組として取材をされていた佐々木健一さん。
番組ができた後に、この本は書かれたもので
限られた時間の番組内では紹介しきれなかった部分まで、
書かれたものだそうです。

「三省堂国語辞典」と「新明解国語辞典」

この二つの辞書が生まれたいきさつ、
それぞれの辞書を作っていた
見坊豪紀さんと山田忠雄さん。

二人はもともと、同じ大学で学び
同じ辞書を作っていた方々。

二人がそれぞれを歩むことになった背景、
その後の人生に迫るノンフィクションです。


辞書に残されたヒント、
それぞれの方と接してこられた、現在される方への地道なインタビュー。

緻密な調査から
過去が少しずつ紐解かれていく様子が
とても面白くて、じっくり読みました。

辞書に書かれている用例は、
小学校の国語の宿題で
何度もノートに書き写したことがあったのですが、

その頃から私自身、疑問に感じていたことも
辞書の(悪い面での)特色であったこと、
それを見坊先生と山田先生は、変えようとそれぞれの立場から奮闘していたことがわかり、

ああ、やっぱり
辞書の中での堂々巡りを感じていたのは
ごく当たり前のことだったのかあ、
なんて思ったり。


言葉について

その言葉の解釈について

改めて考えさせられる一冊であり、


そして見坊先生、山田先生それぞれの
想い、残されたものに
深い感慨を覚える、
素晴らしい本でした。


今度辞書を手にしたら
ちゃんと序文を見てみようと思います。











そんなわけで

2016年の68冊目

12月の1冊目でした( ◠‿◠ )



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