久々に
一気読みな小説を欲しまして
『僕は長い昼と長い夜を過ごす』(早川書房)
小路幸也さんのミステリー
読み終えました。
キャラが立ってて
頭脳明晰な登場人物が多いんだけれど
やっぱり、人が動くのって
最後は、理論とか、利益とかよりも
感情とか、気持ちのところに寄る部分が大きいのかなあ、なんて。
ささいなこと
どうでもいいくらいにも、見えなくもないこと、
でも本人にとっては、何億円積まれたって変えられない、代えられない、くらい、
大事なこと。
やっぱり、あるね。いろいろ、それぞれの気持ちの中にさ。
人間だなあ。
他人からみたら
どうでもいいこと。
でも自分にとっては大切なこと。
他人の定規に振り回されず、
自分の定規で、確認しながら
本当に護りたいもの、本当にやりたいことを、
自信を持って貫ける人でありたい。
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