三崎亜記さんの
『廃墟建築士』(集英社)
読み終えました。
4つの物語
「七階闘争」
「廃墟建築士」
「図書館」
「蔵守」
が書かれています。
いつも生活している中の
常識とか
感覚とか
上下左右とか
そんなものがぐるりとひっくり返されるような、シュールさもあり、考えさせられることもあり。
ぱっと目に見えることだけが全てではないし、
目的だと思っていたことが、本当に求めていることとは限らない。
本質的に目指していることに気がつくには
世の中にはあまりにもたくさんの物が溢れ過ぎているのかもしれません。
本当は、すごくシンプルなのに
何かの影で見えなくなっている。
全部バラして
逆さまにもしてみて
並べてみたら
案外すんなり、答えが見えるのかもしれません。
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