森の循環

エコプロダクツ2012
本日は二日目です。

昨日の初日は
スーツ姿のお客様にたくさんお会いいたしました。

私がお仕事をさせていただいている場所周辺が
どちらかというとファミリーや子供向けイベントというよりは、
かっちりビジネス寄りの雰囲気だからかもしれませんが。

昨日は自分の担当プレゼンテーション以外の時間を目一杯使って
会場内を散策してきましたよ。

でもまだまだ、周り切れていません。
去年のエコプロ以来の、懐かしい人たちにお会いすることが出来たり、
私が以前お仕事で関わらせていただいたところがブースを出展なさっていて
遊びに行ってきたり。
それでも全部は到達せず、
今日も引き続き、休憩時間を利用してあちこち見たいなと思っています。

昨日の会場内見学の中で
私が興味を持ったのは
今年は「木」の話題について。

去年も「木」についての展示は様々なブースさんが
多数出店なさっていたと思うのですが、

見る時の気持ちの違いで、人に見えてくるものというのは変わって来るものなのか、
昨日は「木」のコーナーでがっちり長居をして巡ってきました。

特に面白かったのは
千葉県の「法人の森」のお仕事をされている森林課の方のお話。

私は少しずつエコや地球環境について
楽しみながら勉強しているところではあるのですが、
まだまだ知らない事がたくさんあります。
このような機会に、専門的に取り組んでいらっしゃる方から
直接、その取り組みや今後の課題などについてお話を伺うことができる機会は
とても貴重で、とても楽しく有意義な時間でもあります。

今回、森林課の方に伺ったのは

森の循環について。

近年、あちこちで言われている
「CO2排出量」というキーワード。

自然が破壊され、CO2の排出量が増えるのに、
吸収してくれるはずの森林、自然が失われて行っている

というような情報が多く見られているように思います。

ここから
森林についての知識がなかった私は

森の木を切る

イコール

だめなこと

という妙なイメージを持ってしまっていたのです。
ところが、これは大きな間違いを含んでいました。

森林も年をとる、というのです。
年をとった木は
排出されているCO2の吸収量が
若い年齢の木に比べて低くなってしまうのだとか。

木が生長するためにCO2を吸収しながら生きていることにより、
CO2が「固定され」るという考えがあるのですが、

このCO2の固定が、
若い木ならば盛んに行われ
老齢木ならばあまり盛んに行われなくなってしまう、ということなのです。

では、どうしたらいいのか。

これを解決するためには

「森林を循環」させていかなくてはなりません。

ある程度の老齢木は
伐採して、
またその土地を整備して
今度は新しい木を植栽していく。

自然環境に関連した森の活動、というと
植林、植栽などのほうがよく目立ち、
ニュースなどでも見かける情報なので、

CO2削減、森林、というキーワードから考えられる
環境に良い活動、というと
私はとても浅い考えで、「植える」という方向しか、これまで思い付かなかったのです。

まさか「切る」ことが「植える」と同じように
地球、森林を守ることの一部分に含まれることだったとは。


そんなお話を森林課の方に伺って

お土産に

千葉県の森から生まれた
マグネットと
チーバくんのピンブローチを頂いたのでした。

スギの間伐材を利用して作られたグッズだそうです。

パッケージを開封すると
木のいい香りがします。

スギの木の香り、
好きだなあ~。


今回は

よく耳にするキーワード、

森林保護、自然環境保護、CO2削減

と言っても

内容を見て行くと
いろいろなことがあるんだなあと
改めて思ったお話でした。

コメント

木と言うと、この頃は、ご神木に悪さをする方がいる、
という記事を読んだのを思い出しました。芽
大変悲しく思います。。。涙

以前、病気をして、やっと良くなった折、とある神社に
行き、そっとご神木に触れてみると、何とも言えない
優しい、不思議な手触りを感じ、生きていることの
素晴らしさ、を考えさせられました。チューリップ

また、機会があれば、ご神木の霊力、にあやかり
たいと思っています。指でOK

*上記の話は、宗教とは、何の関係もありません。りんご
 念のため。ウィンク

まるみる 2012年12月14日

いらない野球のバットで作ったハシのブースいきましたか?

青バンダナ 2012年12月14日

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