あれから

父の命日です。

亡くなってから
9年が経ちました。

お葬式の日
集まった人たちは「悲しみは年月が忘れさせてくれるから」と慰めてくれましたが
9年経った今も
まるで昨日のように感じられます。

悲しみが薄れることは
今のところ、この9年ではなかったけれど、

この9年の中で感じてきた気持ちとか、経験してきたこととか、
私の今の仕事にとって、
とても大切な年月であったことは、間違いないと思います。

あの日があったから
今の私がここに在る。

9年前に父が亡くならなければ
職業すら、今、違っていたかもしれません。

何がどうなるのかわからないし
人生に無駄は無い、と言いつつも、
こんなことは起こらなくても良かったのに
と思うようなこともたくさんあるけれど、

それでも人は前に進まなくてはなりません。

今この瞬間の輝きを作る原材料は
過去に積み重ねてきたことにあるのだから、

積んだことを
無駄にするのも、無駄にしないのも
自分次第。


私はどこか甘えていて、
いつか父のことを考えても悲しくなくなる日が来て欲しいと願っていました。

でも
何かそれは違うのかもしれません。

うちにある小さな仏壇、とも言えないような小さな棚のところに、
位牌とか、いろいろ飾ってあって、
そこに父の小さな写真もあります。

いつも写真をみて
「お父さん」
と言うんですが、
その次の言葉が出てきたことがありません。

そういう自分も
歪めず、無理に繕わず、
受け止めながら進んで行くことが
今年の目標である「良い子を辞める」と「丁寧な自由人」に繋がっていくかもしれないなと思いました。

コメント

なるほど


自分はまだ両親健在なので


まだまだ分からないですが


知り合いは亡くなってもう何年かになります


お世話になった人でした

隼人 2012年03月17日

今日は、お父さんの命日なのですね。

また、今日は、お父さんとのいい思い出を思い
出して、お母さんと、家族二人でおいしいもの
でも食べつつ、ゆっくりと出来るといいですね。

そして、まりさんは、お父さんとの思い出の中で、
いつも思い浮かぶシーンは、どんなことでしょうか。
加えて、今日は、お父さんの普段の姿を映した、
写真を眺めてみてはどうでしょう。

亡くなった方は、身はなくとも、心は側にある、と
いいます。
お父さんは、きっとまりさんの側に、今も、いつも
通り、いてくれていると思いますよ。。。

まるみる 2012年03月17日

大切な人との別れはとても悲しく辛いですよね。

僕の場合は会社の同僚が一昨年他界しました。

今でも彼が皆の為に力を尽くしてくれたことや、残された彼の奥さんや小学校に上がったばかりだった娘さんのことなど考えると、とても切ないです。

僕は悲しい時は悲しみを抑えず涙を流すことにしています。

そしてその彼が僕に望んでいたであろうことに向き合い前に進むことを考える様にしています。

そうすることで、僕は彼の想いと一緒に活きている気持ちになれます。

形有るものは永遠ではありませんが、魂は不滅だと思います。

まりさん、励ましになるか分かりませんが、お父さんの想いと一緒に活きてみてはいかがでしょうか。

今僕たちは護られ生かされていることに感謝し、日々自己を高めることに努め、いつの日か天国で胸を張って再会出来れば素晴らしいですよね。

Crayon 2012年03月17日

以前もブログに書かれていましたね。

体の大きなお父さん。

確か、甘いものが好きな、アンパンだったかな?
間違っていたらゴメンナサイ。

今はお彼岸だし、お花と一緒にお仏壇にオハギなどを供えますか。

taka 2012年03月17日

おじさんの親父は 8月に亡くなって20年になるよ

生きてる時は うっとおしく感じてたけど 今思うと 畑仕事や 家の事もまめにやって 楽しみといえばパチンコだけだった
小さな仏壇の横に おふくろの写真と一緒に並んでるよ

なみへいオヤジ 2012年03月17日

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