今夏の読書

このところの雨続きは、秋の長雨かと思えばまだ時期が早く、停滞前線の影響で戻り梅雨のような天気になっているようです。
雨の被害が続く地域が一日も早く晴れてくれることを願います。

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今年も終戦の日を迎え、そして世の中に起こる様々な事象のため、〝平和〟とは何かと考えていました。

平和とは〝社会や個人が穏やかで秩序が保たれ、諍いや争いごとのない状態〟をいうのだと思いますが、掲額された「スローガン」のように、実感を持てないものである気がします。

そこで、日々の中で平和を実感する基準を自分事として考えたとき
「安心して眠れる場所があり、安心して目覚めることができる心の状態」であると考えました。

かつての日本の戦時下はもちろんのこと、
世界では現在も紛争や弾圧によって混乱の最中にある人たちがいます。
毎日の中でどんな人でも、悩みや心配事をかかえ
〝安心〟という言葉とは遠い夜があると思います。

そんなとき誰もが、安心して眠れる夜があることが
平和であることのような気がします。

だから多くの人が心の平和を守るために、少しでも癒しの時間をつくり、心配事を遠ざけてちゃんと眠り英気を養ってほしいです。🕊

人類の歩む道は、こうした内なる平和によって秩序が保たれ、争いを防ぎ、力を得るのだと思います。

よって私は「平和」とは
目的地に掲げたものではなく、
歩みながらにして得る努力をする〝幸福に生きるためのプロセス（過程・方法・手段）〟だと思ったのです。

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さて写真は、最近の読書

谷崎潤一郎の端麗な文章と物語性が面白く、登場人物たちが交わす台詞も洒落ていて引き込まれました。
「春琴抄」は舞台で観たことがあったので、次は「細雪」を読んでみたいと思います。


小説のほかは、ファッション哲学に触れたく、好きなスタイリストさんの本と、
アートを観たくて好きな画家の画集を購入しました。

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