桜の誘ってくれる世界はまるで幻想のように美しい。
はなびら一枚に、この世の秩序と儚さと美しさをたたえている。
森羅万象。この世界はすべてが移ろい、風になびかれるようにどこかに流れていく。
そしてまた形を変えて、いのちは保たれる。
絶えずつづいていく世界のなかで、わたしたち命あるものすべてが同じ水を分かち合い、同じ土のうえで生涯を共にしているのだと思う。
早朝の桜並木は、人もまばらで昨夜の宴のあとがあちこちにあった。
ゴミすら持ち帰らない人がこんなにもいることを知った。
しんしんと雨の降る朝、桜は凛としてその佇まいを変えることはなく、枝いっぱいに花弁を纏い咲き誇っていた。
ここの桜の寿命は約60年で、維持と管理のためにさくら基金を募っている。
清掃ボランティアの方々が、ゴミ拾いをして「桜まつり」の残骸を拾っている。
そうしてこの桜の木は保たれ、毎年美しい花を咲かせてくれる。
私たちには守らなければならない一線がある。
公共の公園だと 自治体などが管理してたり その時期に限って商売を行う人達が清掃活動を行ったりはしてるけど やはり維持管理までは知識などがないと難しいよね
東中野の中央線沿いの桜並木 そろそろ見頃なのかなぁ 気になるよ