時雨

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この時期、よく耳にする言葉に、

「時雨（しぐれ）」
という言葉があります



特に、日本海側で、
よく聞かれるでしょうか…



晩秋から初冬にかけて、
ぱらぱらと降ったり、止んだりする、
雨や雪のことです



大陸からの北西の季節風によって、
日本海上で発生した雨雲が、
次々とやって来て、
時雨を降らせます



日本海沿岸だけでなく、

山を抜け、
日本海側と太平洋側の境界の盆地にも



京都盆地の「北山時雨」は、
有名ですよね



また、
「時雨」に関する言葉も、
たくさんあります



「時雨移り（しぐれうつり）」は、

山から山へと、時雨が移っていくこと


「小夜時雨（さよしぐれ）」は、

夜降る時雨のこと


「片時雨（かたしぐれ）」は、

空の一方では晴れていながら、
一方で時雨れていること


などなど…



どれも冬の季語です



情緒ある言葉ですが、
寒さ厳しい冬の到来を告げる風物詩ですね