日本列島に、強い寒気が流れ込んできています。
その寒気の強さを知る目安のひとつに、
「離岸距離」と呼ばれるものがあります。
冬型の気圧配置が強まったとき、気象衛星画像を見ると、
日本海は、「筋状の雲」で覆われますね。
この雲は、積雲や積乱雲の列。
シベリア高気圧から吹き出す冷たい季節風が、
日本海上で水蒸気の供給を受け、発達した雲です。
「離岸距離」とは、
この積乱雲の列の始まりから大陸までの距離のこと。
この離岸距離が短いほど、
寒気の吹き出しが強いということになります。
さて、本日4時48分、気象庁から発表された、
「大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報」によると、
「16日にかけて、
北日本から西日本の日本海側を中心に、
大雪、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、
暴風、高波に警戒してください。
また、15日にかけては、
東日本や西日本の太平洋側の平地でも
局地的に大雪となる所があるでしょう。」
となっています。
詳しい情報や今後については、
引き続き、気象庁の情報に十分ご注意ください。
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