どこのお店もクリスマスプレゼントや料理の買い出しに予約など、
来週の本番に向けた準備をする人でごったがえしています。
カラフルなホールケーキを見ていて、
小さい頃が懐かしくなりました。
うちは3人家族だったのですが、
毎年、クリスマスイブはもう冬休みに突入していたので、
朝からケーキを家で手作りしていたんですよ。
スポンジの台から焼いたこともありました。
市販のケーキには砂糖などがたっぷり入っていますが、
自宅で作ればある程度コントロールすることも出来ます。
我が家のクリスマスケーキは、砂糖控えめの生クリームに
フルーツをたくさん入れたケーキです。
いろいろな形のフルーツと共に、
絞り出しケースにいれた生クリームを飾り付けて行きます。
この飾り付けがとっても楽しくて、じっくり考えながら
真剣に作っていた気がします。
いま思えば、ケーキを作らせておけば
私が静かに作業に集中しているので、
母は楽だったというオチかもしれません。
東京にきてからは、一人だったり、母と二人だったりするので、
ホールのケーキを作ることも、買うこともなくなってしまいました。
二人にはちょっと多いんですよね。
小さなケーキを2つかって楽しむのが最近のスタイルです。
小さい頃に家族で食べたケーキって
すごく思い入れがある感じがしませんか?
パチパチと花火が飛び散るロウソクをケーキに立てて見たら
灰でケーキがすごく汚れて大変だったとか、
飼っていた猫に生クリームを奪われそうになったりとか。
どたばたな時間もケーキと一緒に思い出します。
そういえば、手作りのクリスマスケーキの他には、アイスケーキを買ってみた年もありました。
アイスケーキ、しばらく食べていないな。
普通のケーキだと賞味期限が短いですが、アイスケーキなら少し長く楽しめますよね。
そういう理由でアイスケーキを選んだような気がします。
その時はケーキなのにアイスっていうのがすごく不思議でしたが、
今は結構売られていますね。今日もブッシュ・ド・ノエルの形をしたアイスケーキのチラシを見かけました。
クリスマスケーキそのものも、もちろん美味しいんですけれど
やっぱり、そのケーキを囲んでいる時の思い出の方が
とても印象に残っているものですね。
それを、去年のケーキがどんなものだったのかを思い出せないことの言い訳にしてしまおうとしている私。あちゃ。
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