BGMにバレエ音楽の『くるみ割り人形』が流れていました。
それも、CM等でお馴染の曲だけではなく、
あんなシーンや、こんなシーンの曲まで!!
3歳から12歳まで
秋田でクラシックバレエを習っていた私は
『くるみ割り人形』を全幕で
生の公演を観たこともありましたし、
自分が通っていたバレエ学園で上演したこともあり、
自宅では海外のバレエ団の公演を録画したものを何度も繰り返して観ていました。
カフェで流れていたのは
「あしぶえの踊り」や「中国の踊り」など
みなさんも一度はどこかで聴いたことがあるかも?
という有名な曲はもちろんですが、
クララと王子(くるみ割り人形)が
お菓子の国へ旅立つ途中で立ち寄る
雪の国での曲も流れていたり(ここには合唱が入っています)、
王子がネズミの王様を退治して
お菓子の国へ入っていくシーンでの曲も流れていたり。
『くるみ割り人形』は
冒頭がクリスマスの夜のパーティから始まる作品ですし、
舞台セットには巨大なクリスマスツリーが飾られることも。
この12月にぴったりな作品です。
こうやって、
組曲として取り上げられている有名な曲だけでなく、
他の部分もとりあげてBGMとして流しているっていうのに
なんだかいいなあ~って思っちゃいました。
『くるみ割り人形』のバレエ音楽は
どのシーンもとっても素敵な曲ばかりです。
ちょっと全曲聴くのは大変かもしれませんが、
でもその価値があるぞっていうくらい、
優雅だったり、メルヘンチックだったり、
寒い日の夜に温かい飲み物を飲みながら聴きたくなるような曲ばかりです。
もちろん、バレエ作品も機会があればぜひ。
バレエって、台詞がないし、
ダンスを観ているだけで物語の展開とかわからないんじゃないかしら…
と心配になる方も多いかもしれませんが、
『くるみ割り人形』はストーリー展開もわかりやすい演出になっていることがほとんどです。
しかも、クリスマスの舞台セットや衣装などの装飾系もゴージャス。
作品を観たら、一気にクリスマスムードに引き込まれること間違いなしです。
ああ、私も久しぶりに観に行きたいわあ。
東京に来て最後に観た『くるみ割り人形』は
かの有名な
日本を代表する世界的バレリーナ
森下洋子さんがクララを演じた舞台でした。
吉田都さんもロンザーヌのコンクールに出演された時の映像を
テレビで観てから大好きだったので、
吉田さんのクララもすっごく可愛いだろうなあ
なんて勝手に妄想しております。
カフェで好きな曲がかかっていると
なんか、嬉しいよね。
るんらるん。
くるみ割り人形、いい曲ですよね。
エマーソン、レイク&パーマーと言うプログレバンドがくるみ割り人形の曲をロック調にアレンジして演奏しています。
もっともその曲が収録されているアルバムのメインは、ムソルグスキーの展覧会の絵なんですけどね。
( ̄▽ ̄)