ブロードウェイ観劇日記☆その１

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ただいま〜♬
NYから帰ってきました！8泊10日で14本のミュージカル、演劇を観劇してきましたよ〜!!!
いや〜豊作☆豊作☆☆
今回で6回目のNYでしたが、今までで作品の充実度ダントツNo.１です!!!


感動のあまりよく泣いた〜〜〜!!!!!


感動を伝えるべく何度かに分けて、観劇日記を書きたいと思います！
どうか、飽きずに呼んでくださいね〜♬


到着したその日。NYってね、時差ぼけがひどいんですよ〜（泣）
でも！目をギラギラさせて、楽しんだ作品、一本目は






☆KUTUKAKE TOKIJIRO


いつも仲良くしていただいてる作曲家吉俣良さんが、作曲、音楽監督、ミュージシャンとして参加された
オフオフブロードウェイ作品。
吉俣さんのお友達でNY在住歴30年のJun kimさん演出、プロデュース。
日本の任侠ドラマをミュージカル仕立てにして、台詞は日本語と英語の二カ国語、映像を駆使するという
斬新な作り。吉俣さんの音楽と向こうで活躍する日本人キャストの熱演が光っていました。
SHOWビズ大国アメリカで日本を背負って頑張っている日本人にアッパレ!!!!






☆アダムスファミリー


私達世代なら映画『青い珊瑚礁』での美しさが印象的な女優ブルックシールズが母親役で出演。
歌も踊りもそんなに素晴らしい事はなかったけれど、さすがにスターオーラがあり、観客にも
とても愛されていました。
作品はディズニーランドのホーンテッドマンションをミュージカルにした感じでしょうか。
小道具のかわいらしさがツボでした。
まだ10代後半と思われる娘役の子の歌が上手い事！
初演時は父親役をネイサンレインが演じていたようです。見たかったな〜♬






☆スパイダーマン


この作品、とにかく見て来た知り合いの評判がめちゃくちゃ悪かったんです！
だから、時差ぼけがひどい2日目の夜でお安い席でいいや〜なんて思ってて、開演１時間半前くらいに
TKTS（タイムズスクエアにある当日の作品を安価で買えるチケットセンター）にチケットを買いに行ったら、
前から5列目の下手よりの席しかなく、しかも正規料金にマージン料まで上乗せされて、高価になってしまうので
見るのを迷った程だったんです。
でも、開演時間もギリギリで、決断するしかなく、しぶしぶチケットを購入。
走って42丁目の劇場まで行くと感謝祭の前の日という事もあり、地方から出て来た家族ずれの盛り上がりで
会場の雰囲気もMAXでした。
作品は。。。ものすごく面白かったです!!!!
期待してなかっただけに、余計そう感じてしまったのでしょうか。
いえいえ、本当に楽しかった！
これこそ資本主義アメリカの作品って感じであんなにお金のかかったミュージカルは初めてでした。
ワイヤーアクションが信じられない程すごいんですよ。
でもすごい分危ない。あれじゃあ事故も起きるはずです。
あの作品は予定していた出演者が降りたり（今も制作側と裁判中なんですって）、演出家が変わったり、
フライング中客席に落ちたりと曰く付きの作品なんですよね。
その分作り手側の誠意みたいなものが舞台から伝わってきてきたし、客席の盛り上がりも手伝って、
熱いステージでとっても楽しかった☆
堅苦しい事を考えず、テーマパークのショーを楽しむくらいの感覚で純粋に楽しんじゃえば、感動する事間違いなしの
ミュージカルだと思います！




☆On a Clear Day You Can See Forever


日本でもお馴染みのジャズシンガー、ハリーコニックjr主演のミュージカル。
バーバラストライサンド主演で映画化もされた作品です。
ハリー演じる精神科医がタバコを吸いすぎる悩みを持つゲイの学生に催眠療法を用いた治療を施す。
治療するうちに現れたゲイの学生の前世の姿、美しい女性シンガーに恋をしてしまう。
二人は遠い未来で結婚が定められている事が分かるのだが。。。
という内容のファンタジックなラブロマンス。
60年代が舞台なのですが、舞台セットも衣装も照明もモダンでサイケデリックでとってもオシャレ☆
お話もロマンチックだし、とてもよく出来た作品だと思いました。
なまハリー♡セクシ〜だった〜！ハンサムだし、なんたってあの声でしょう！
女性はとりあえずメロメロですよね♡
オーケストラもとっても素敵でしたし、曲は彼の得意分野、ファンにはたまらない作品でしょう。
私が最もよかったのは、学生の前世の姿の女性シンガー役の女優さんです。
まあ、40年前（60年代から数えて40年前だから、今から90年前!）からタイムスリップしてきたのッ!?
ってくらい90年前の女性そのものなんです！
顔、スタイル、歌声、ビブラート、唇の形まで!!!!
3年前ブロードウェイに行った時、かたや『I N THE HIGHTS』のような現代ものの作品を上演していて、
役者も含めまさに今のアメリカそのものを舞台に乗せた感じでしたが、その3ブロック先の劇場では、
1950年代の作品『WHIGHT CHRISTMAS』が上演されていて、まさにそこは1950年代！
舞台美術はもちろんの事役者達の顔,声にいたるまで完璧に50年代を表現している事にとても
驚いた事を思い出しました。
いろんな時代を表現出来るアメリカの役者の層の厚さですよね。
彼女の心地のよい歌声に癒されました。
ってそんな事を言いつつ。。。
私、ミーハーしちゃいました!!!!
終演後、劇場外に出たら人だかりが！も、も、もしかして。。。！
なんとマチネとソアレの間にもかかわらず、ハリーが出待ちのファンにサインをするために
出て来たのです！
思わずプレイビル（劇場で無料で配布しているパンフようなもの）を差し出していました（笑）
サインをしてもらっている間
『ユーアーグレイト〜！アイムフロムジャパ〜ン！』と言ったら、
『アリガト〜！』って〜!!!!
上の写メはその時のハリーです♡
ブロードウェイのスター達はみんな気軽に出て来てくれて、サインにも気楽に応じてくれます。
自分が舞台俳優である事も忘れて、ブロードウェイでミーハーしてきました〜（笑）


こんな具合で観劇日記を随時アップしていきます！
長くなりそうですが（汗）
どうぞ皆さん☆お付き合いくださいね〜♬