「イチョウの黄葉」
平年より10日遅く、
昨年より4日遅い観測です
「イチョウの黄葉日」の観測は、
気象庁の生物季節観測のひとつ
この時期の代表的なものには、
他にも、
「カエデの紅葉日」などがありますね
「黄(紅)葉日」とは、
標本木全体を眺めたときに、
大部分の葉の色が黄色(紅色)に変わり、
緑色の葉がほとんど認められない
状態になった、最初の日です
ところで、
「黄葉」や「紅葉」の仕組みは、
というと…
気温が低くなってくると、
木々は、落葉の準備として、
葉と枝の間に、
「離層」というコルク層を形成します
すると、
葉と枝の間での、
水分や糖分の移動がなくなり、
葉緑素は、
アミノ酸などに分解されます
このため、
緑色の色素が減少し、
葉にもともと含まれていた
「カロチノイド」という黄色の色素が
目立つようになったのが、
「黄葉」です
一方、
葉にたまった糖分とアミノ酸が反応し、
「アントシアン」という赤色の色素が
生成されたのが、
「紅葉」
今まさに「見ごろ」を迎えている
「紅葉スポット」も、あちらこちらに…
自然の織りなす錦絵を、
心ゆくまで堪能したいですね
ただ、くれぐれも、
防寒対策をお忘れなく~
コメント
いいね・コメント投稿・クリップはログインが必要です。
ログインする
不適切なコメントを通報する