フルマラソン⑤




どこかを痛めた訳ではなかった。




左膝の違和感も忘れて、


何のトラブルも無く順調に進んでいた。





が、気を抜くと驚くほどペースダウンしてしまう…




何となく足を出すだけでは進まなくなっていた。




ひと蹴り、ひと蹴り。



強い意思を持って踏み込む必要があった。




あと12Km …





ストレッチするために数秒間止まるか?



私は、悩んでいた。





25kmくらいで私はトイレに行った。



特に必要性があったかは解らないが、



空いているコンビニを見付けたので入った。




並んでいる人は居らず、中の方が出てくるまでの間



ストレッチして待った。



アキレス腱を伸ばし、前屈しただけだったが



驚くほど足が軽く走ることが出来たのだ。




この先の35Km 地点のアップダウン…



そこに向けての準備に給水しながらストレッチした。







あの体験をもう一度期待したが、もうダメだった。







変わらず足はバリバリで重かった。



もう一度気合いを入れ直し前へ進んだ。






最後のアップダウンが怖かったのに、



坂が見えないもどかしさ。




1km が長く…遠く感じた…





念願の!?坂を登った。



坂道は勢い、テンポが大事だ。



歩く訳にはいかない。



登り続けた。



意外に楽だった。



坂道トレーニングのお陰だろう。





しかし、下りは最悪だった。




疲れの溜まった足を容赦無く刺激する。



一歩着地する度に顔を歪めていた。




ゆっくりそっと…丁寧に。





腹立たしい下りが終わると目指すは



mizunoさんのブース。




そこまで行けば残り2km 。





終わったも同然だ!






mizuno…


mizuno…


mizuno…





たどり着くまでの3、4Km。





エンドレスに感じた…





沿道の応援も無い。



ランナー達の静かな息づかい。





話している人はほとんど居なかった。




皆が己との戦いをしていた。








フルマラソンで感動したい!










『フルマラソンを走ると人生変わる』


なんて言葉を聞いた事がある。




信じていた訳ではないが、


達成感、満足感、優越感…



今まで感じた事の無い何かがあると期待していた。





そのためには妥協してはならない。





残っている体力全てでフィニッシュしなければ。




ラスト5Km 。




皇居一周分。






なんとかなるさ!!




ペースアップした。




微々たるものだが、




私の意地だ。






やるからにはベストを尽くす。





息を切らせ誰よりもダッシュしていた。(気分ね!)





mizunoさんのブースを見つけた時は、




元気だった。





見つけて貰うために大きく手を振り、



笑顔で通過。




あと2Km 。






終わった…



終わる…







寂しささえ覚えながらラストラン。






ハンマー室伏選手の巨大ポスターを見ながら




またまた親に電話する私…







プチ。




切られた…






もう一度。







プチ。









何なんだ!?




怒りすら覚えながら、もう一度。




私が声を出す間もなく、




今、電車!






へっ?!








まさかの間に合わず…






何してたんだか…











もうすぐゴールするけど?







間に合わへん。







はぃ…。









苦笑いですょ。






とにかく私はフィニッシュへ。




“FINISH ”




ゲートを見た瞬間、




じわぁ~とくるものがありました。





嬉しい☆☆




ラストスパート♪Ю―(^▽^o) ♪





ガッツポーズの笑顔フィニッシュ。



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満足です。

コメント

フルマラソンはこの30km過ぎた辺りからガクッて来る場合があるからペース控え目にまあ足のこともあるんだけど、途中のトイレ休憩でストレッチしたのも少し乳酸を取り除いて(ほんの少し)走ったから多少足取りが良く走れて良かったです(^w^)指でOK

35km過ぎ更なる試練何ですね

これがまた走る人

ここを如何に走るかですよ

精神力との戦いやし、あとは40km過ぎのmizunoショップ目指してこれが最後のモチベーションになったんと違いますか?

何より無事フィニッシュ出来たことに[拍手]

関ちゃん 2011年11月04日

ワタシは30キロすぎからランナーズハイになったようで、意識は抑えようとしているのにどんどん足が速くなってしまい、1キロペースが30秒以上も上回る状態が35キロまで続いてしまいました 
そして35キロからは、ペースはそれほど落ちていませんでした 筋肉が全然硬くなっていない最高の状態 だけど意識が貧血したような朦朧状態で、心臓もアップアップ このままでは危険と判断して38キロでストップして歩きました 2,300メートル歩いて給水とバナナほうばったら、あら不思議!
脳がスッキリ! 心臓も全然ラクになりました あと4キロ快調に疾走して、最後1キロは全速力で走りぬきました!

南港大橋はたいしたことはないようですけど、35キロ走った者にとっては地獄ですね ただ坂道トレすれば、ダイジョウブ! 弘美ちゃんは平気でよかったね
最後のあたりはスピード上がっているから距離短く感じるはずなのに、最後の1キロが2キロ3キロみたいに遠く感じませんでしたか?
40キロを走りぬいた人しか味わえない醍醐味ですよね わたしは乳酸の痛みはあまり感じなかったけど、筋肉堅くなった弘美ちゃんは最後1キロの感覚分かりますよね?

ゴールの瞬間は最高ですね 気持ちは弘美ちゃんと同じです・・ 言葉を言い表せないほどの喜びですよね

弘美ちゃんこんばんは。いよいよラスト12キロ。その前にトイレにいったんだね。コンビ二しかかりられないね。その時のストレッチが役にたったね。この距離は自分との戦いだね。ミズノさんのブースを見る頃は元気で、ただ最後のアップダウンは登るのはいいが、下がる時は足にこたえたね。ゴール目前なら元気もりもりだね。両親は長い距離は歩くのは無理で、地下鉄に乗るのは仕方ないね。ゴールは何ともいえない達成感で、感動だね。完走とこの報告は小説だね。弘美ちゃん、小説家でもいけるね。

こう 2011年11月03日

ラスト15キロからゴールまでのレポートは、めっちゃリアル感が
MAXで、情景が浮かんで来る感じやった。

お世辞抜きで、その時の走りがめっちゃ記憶として鮮明に
残ってはったのが解かるねんもん。笑

最後の南港大橋のアップダウンは、コースの最大の難所やと
ナビ付きやったけど、アイアン・ウーマンさんの前では
緩やかに観えてたんやな。笑

それでも何か?余裕やないんやろうけど、冷静な目で観れてるんが
今まで培って来た経験値の現われなんやろな。

そして、最後にまた!お約束の北川親子さんのコントのお時間で
締めて頂いて、めっちゃほのぼのドラマのエンディングやないの~!笑

弘美選手のフィニッシュ・ポーズも当たり前になって来たしな。笑

ハートの風船との2ショット!めっちゃ最高の笑顔やし
汗臭さも感じさせへんで~!笑

ホンマもんのどえらいアイアン・ウーマンさんや。笑

勘★助 2011年11月03日

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