初めて行く土地がほとんどですね。
ロケの場合は特にそう。
いろんな場所に出会えるのも
このお仕事をしていて、魅力に感じるところです。
なんとですね
すごく懐かしいような最新式のようなものに出会いました。
1枚目の写真。
これは
ボタンです。
見ればわかる?
ですよね…
どこに付いているボタンなのか。
エレベーター
じゃないんです。
これは
なんと
電車についているボタンです。
電車への乗り降りをするドアを
手動で開閉するためのボタン。
これによって
停車中の電車の全てのドアが開いてしまうことはなく、
降りたい人が、もしくは乗りたい人が使う
その1つのドアだけを開閉することが出来ます。
しかも自分でボタンを押してドアを開け、
乗ったら車内にあるボタンを再び押してドアを閉めればよいのです。
これ、
秋田の電車にもついていたシステムでした。
関東で見かけるのは初めてだったので
驚きました。
わあ、ここにもあるんだ…って。
どうして驚いたかというとですね、
秋田の場合は
このシステムがとっても理にかなっていると思っていたんです。
それは、停車中に
全てのドアが
がらっと開いてしまい、
しかも停車時間がちょっと長かったりなんかすると
寒いんです。
冬なんて特に。
電車の中に
吹雪いた雪が
入り込んできて
あっという間に雪だらけになることもあるんです。
そういうわけで、
車内の暖房した空気を外に逃がさないためにも、
雪が吹き込んでこないためにも、
みなさん、すばやく出入りをして
ドアを閉めます。
ある意味、エコですよね。
23区内のように
必ずどのドアからも乗客が乗り降りする上に
停車時間も短いとなると
このシステムは必要ない、というか
このシステムだと逆に不便になってしまうとは思いますが、
全てのドアをいつも利用するわけではない、
お客さんが少ない時や、
停車時間が長いような場合などには
雪国だけではなくても、便利なシステムだと思いました。
なんだか懐かしいものなんだけれど
ボタンが光ったりしてて
新しい感じもするので
懐かしいのに新しいっていう不思議な感じ。
その後、
別の電車を待っていたら
再び懐かしいものも。
長い~
どこまでも続いている~
小さい頃、貨物列車を見る機会が多かったのか、
普通の電車よりも貨物列車が好きだったのか、
貨物列車が通過するのを見ると
「あっ、貨物列車だー」と大きな声ではしゃいでいたらしい私。
大人になっても
この景色は
ちょいと懐かしい。
小さい頃の思い出って
思わぬところで不思議な効果をもたらしてくれます。
うちの近くの路線も、やっぱりこういうのありますよ。
少しの乗客しかいないのに全部開ける事もないので、とても良い事だと思いますね。