電車とバスを乗り継いで

もう何度目になるでしょうか。
この電車。




静岡県なのに
秋田のおばあちゃんちの近くの電車に乗っているような気分にもなる
車窓の景色。





のどかです。
天気のいい日は、ぽかぽかして
眠くなってしまいそう。

電車の中には
先客がいらっしゃいました。




あら

どなた？






あまりにも動かないもので
最初は生きているのか
疑問に思う程でしたが

こうしてつるつるの電車の壁にくっついているので
生きているに違いないのでしょう。

じー

じー

見つめる私。

向こうも微動だにしません。

結局私が降りるまで
ずっとじっとしていました。
どちらさんなのかも分からず仕舞いです。

いつもは
電子でぴぴっとタッチして
電車の改札を通過するのですが、

のどかな場所だと
紙の切符。
これもまた、普段は乗らない電車に乗る時の楽しみの１つです。

そしてバス。
番号が印刷された整理券をとって
その番号のところに表示された金額を降りる時に支払うのかと思っていたら

私が乗ったバス停は始発。
なにやらみなさん、
窓口らしきところで
お金を支払っているではありませんか。

電車に乗る時のように
始発のバスターミナルから目的のバス停までの切符を購入するようになっていたんです。
ぼんやりし過ぎて、発車間際に慌てることにならず、良かった。

手渡されたのは
かなり大きな






紙。

切符というよりも

演奏会チケットかのごとく大きな紙。

窓口で買ったにもかかわらず
本当にこの紙で私はバスに乗り、目的のバス停まで
無事に到達することが出来るのだろうかと
かなり不安。

しかもバスに乗ると
整理券がちゃんとあり、
番号ごとに料金が表示されるシステムもきちんとあるではないですか。

旅先では、初めての場所でも、
危そうでなかなか失敗しないのが私でありましたが、
こんどこそ
何かの手違いで

失敗しちゃったのかなあ

不安…

1時間くらいのバスの旅なので
その間、ずっと不安…

しかもバスの中には路線図がないので、
自分が降りるバス停がいつやってくるのか
大体の乗車時間を見計らいながら

次か？
いや、次の次か？

なんてそわそわする不安も重なり…

結果的に

この巨大切符を
運賃箱にそのまま入れて降りるので
正しかったようです。

正解、私。よかったね。

次回はバスももうちょっと
余裕の心で乗ってみよう。

バスって
電車よりもハードルが高い気がします。

とか言いながら
台湾でローカルバスに乗り、旧国際空港から台北市内まで1時間以上も移動したけど。

でもやっぱり
バスは初めての所は難しいね。

間違えた時に引き返すのも大変だし。