気がつけば囲まれて

一番最初に海に潜ったのは2004年

それからいろんな過程があって
現在にいたるわけですが、

ある時から
魚との距離が変わったんじゃないかなって感じます。

使う器材の違いや
こちらの技術の違いなど
いろいろな原因があるとは思いますが、
ダイビングを始めたばかりのころは
こんなに近くで接することができなかったように思います。

たとえば
小さなお魚はこうやって群れで泳いでいることも多いんですね。

まるでスイミ―の絵本に出てきたお魚さんたちみたい。

遠くの方から群れがきたなあ
って思っていても
最初の頃だと
私が近づいて行ったらこの群れが散り散りになってしまったりして。

最近は、確かに最初は群れの方も私を避けるようにして泳いで行ったりするんですけれど

わあ、きれいだなあ~

なんてぼんやり眺めていたら

気が付いたら群れの真ん中に巻き込まれていた
なんてこともしばしば。

ふと自分の周りをぐるりと見渡すと
360度お魚の群れに囲まれていたりするんです。

お魚さんたちにしてみたら、
なんだか邪魔だなあ
と思っているかもしれませんが。
群れを乱す巨大魚?岩?みたいに
群れの中央を私が陣取っているわけですから。

リブリーザーという泡が水の中にぼこぼこでない器材でも
魚との距離感の違いを強く感じましたが、
最近ではオープンサーキット、今回使ったようなもので潜っていた時でも
あ、以前んとは違うかも?と感じたんですね。

何が違うのかははっきり分かりませんが、
お魚と8年前よりは
ちょっとだけ仲良く接することができるようになったのかなあなんて
勝手に想像して嬉しく思ったりしておりました。

群れに囲まれながら
1匹1匹を見ていると
それぞれ、やっぱり個性があるなあと感じることも多いです。
私を見て、びっくりしたように目をぎょろっと向けてくる子。
ふんっとでも言いたそうにプリプリしながら急いで泳いで通って行く子。
これなんだ?と思うのかわざわざ近づいてくる子。
みんな様々で、面白いです。
群れの編隊を見るのも、楽しいですよ。

この群れは
どこから来て、どこへ行くんでしょう。

今日はどんな一日を過ごしてきたんでしょう。

私は限られた時間しか海の中にいられないけれど、
この子たちはずーっとここに住んでいるわけですよね。

お魚ってどんな風に暮らしているんだろうって
純粋にそんな興味も湧いてきたりもします。

コメント

機材が進化したのでは無く、きっと麻里さんが進化したのではないでしょうか。

だから、さかな達も厳つい男共のダイバーより、麻里さんのように自然界に感動しながら潜っていたら解るのですよ。
(*^-^)b

fire 2011年08月18日

や~、本当に魚がすきなのが文章で分ります!

たしかに魚ってかわいいですよね。岡山でも結構珍しい川魚がいたりするんです。干潮になると、はぜとかがいたりして、近くで見るとすごいかわいいですよ!

nan 2011年08月18日

魚から見ても自然体でそこにいらっしゃるからでしょうね。

( ̄▽ ̄)

レディオヘッド 2011年08月17日

お魚の心は、お魚のみぞ知る、ですね。

でも、少しでも打ち解けたいと思う、まりさんの
優しい心は、きっとお魚に伝わっているはず。。。

まるみる 2011年08月17日

こんばんは、まりさん!
初めましてわーい(嬉しい顔)
足跡足ありがとうございまするんるん

素敵な趣味ですねほっとした顔
お魚さんも個性がある!
確かに生きて日々過ごしてますもんねわーい(嬉しい顔)

何考えて生きているんでしょうね?
泳ぎはいつも同じに見えるんですが(水族館での観察ですが)
違いがあるんでしょうねうれしい顔

のり 2011年08月17日

技術の向上は良い経験があって裏付けられているものだと思います。それだけ良い経験をしてきたということだと思います・・・!

minmi 2011年08月17日

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

感謝の気持ち
目に見える変化と見えない変化
紙コップを考える
プラスチックフリーを意識した暮らし