雷を伴うことの多い
「夕立」について書いたので、
今日は、
その「雷」について
「雷」とは、
大気中で大量の正負の電荷分離が起こり、
放電する現象
その仕組みを、
簡単にご説明します
まず、
積乱雲の中のたくさんの粒子が、
激しい上昇気流によって吹き上げられ、
ぶつかり合うことにより、
静電気が発生します
プラスの電気を帯びた粒子は、
雲の上部に、
マイナスの電気を帯びた粒子は、
雲の下部に、
たまります
両者の電気が十分蓄積されると、
やがて放電が起こります
雲の中や、
雲と雲の間などで発生する放電は、
「雲放電」と呼ばれます
一方、
雲の下部に帯電した
マイナスの電気に誘導されて、
地表には、
プラスの電気が帯電します
その地表のプラスの電気と
雲の中のマイナスの電気との間で
発生する放電は、
「対地放電」と呼ばれます
これが、
いわゆる「落雷」です
「雷」は、場所によって、
夏に多いところ、
冬に多いところなど、
色々です
たとえば、
東京の
「雷日数(雷を観測した日の合計)」
の平年値は、
年間 12.9日のうち、
夏(6~8月)は 6.4日
となっています
ご注意ください
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