秋田市に住んでいた私は
県内にある祖父母の家まで行く道中、
電車の中で折り紙をしたり、塗り絵をしたり、
お菓子を食べたり、駅弁たべたり、
またお絵かき、本を読んで、
母とあやとりしたり…
今にしてみたら
たった2時間の電車の旅なのですが
幼稚園や小学校の頃の子供にとっては
2時間は長旅なんですよね。
母も、子供の私が飽きないように
いろいろと工夫してくれていたんだと思います。
塗り絵やお絵かきは
電車ががたごとと揺れるとやりづらいのですが、
折り紙ならば、揺れもあまり気にせず遊べます。
電車に乗る前に本屋さんで
折り紙の本を買ってもらったりして、
それを見ながら、母と二人で
新しい折り方をやってみて、
いろんな色でたくさんの動物や家具、乗り物なんかを
作って行ったなあ。
今日立ち寄った本屋さんで
偶然にも折り紙のコーナー展示があって、
いろいろな折り紙と共に
折り紙本も並んでいました。
それをみて
いろいろ、小さい頃を思い出したんです。
一枚の紙を折っていくだけのことなんですけれど
すごく楽しくて、
なんだか妙に集中して
口数も減ってしまうくらい熱心に折り紙してたんだよなあ。
そうか、母にしてみれば
有難い遊びですね、
子供の私がしばらく静かにしててくれるわけですから。
電車の中でのお助けグッズ・折り紙
といったところでしょうか。
一般的にメジャーな
鶴や、
紙風船、
だまし船、
カラフルで正方形な折り紙以外にも
便箋を折り込むものも
たくさん作ったなあ。
お友達へのお手紙をハートの形になるように折ったり、
襟付きシャツのような形になるように折ったり。
そんなことを思い出して
ちょうど、お友達への小物のプレゼントを入れるラッピングをどうしようか
考えていたところだったので、
そうだ、折り紙で作ろう!
と思いつきました。
白い紙に、真っ赤なプチハートが散りばめられた可愛いデザインの折り紙があったので、
これで、小さな箱を作ってみることに。
この小箱は、1枚の折り紙を半分に切って作ることで
器部分とフタの部分の両方が1枚から作れるものです。
フタにする方はほんの少しだけ大きくなるように折り方を微妙に調整すると
しっくりフタができます。
半分にして、開いて、
内側に向かって対称に折って…
紙をきゅっと折っていく感覚。
懐かしさが強く染み出してきました。
小箱の底には
リスのスタンプを押した紙を敷いて。
完成~。
手作りグッズを入れて
お友達へプレゼントです。
懐かしいですね。
子供の時に折るのが難しかったものが今少し出来るようになったのは、良かったと思ってます。