『そのペン書けず。』

Theatre劇団子さんの舞台を観てきました。
以前、innerchildの公演で共演させていただきました
島村比呂樹さんからお知らせをいただきまして。

島村さんの舞台を観に行くのはこれで2回目。
1回目は赤坂で去年行われた
『マグロを釣るつもりじゃなかった』という作品でした。

前回は、よれよれなお爺ちゃんの役だった島村さん。

今回は全く違って
新聞社の社員。
ちょっと意地悪で、飄々としていながら
キャラの濃いベテランを熱演されていました。

やっぱり、すごいんだよなあ
と改めて感じます。

力いっぱい主張して
張り上げて、めり込んでくるようなやり方もあるとは思うんですけれど
島村さんのお芝居って
すごくひしひしとさざ波のように
押し寄せてくるんですよね。
共演させていただいたとき、お稽古の時から
すごいよなあって憧れていた先輩の一人なんです。

怒りも力任せにぶつけるのじゃなくて、
悲しみもどばっとぶちまけるんじゃなくて、
でもぐっと、胸に刺さるような強い印象を
確実に残して行くんです。

毎度、「やられたなあ、また」と思います。

そういう面って、私の中でもすごく憧れる要素なんですよね。

文章も書いてて、共通するものが、あるかなあって思います。

表現には
いろんな表現方法があるんですよね。

肉体を使ったお芝居してても
文字による文章を書いてても、
言葉に乗せて音として表現していても、

じわっと響くものを残せるのってステキです。

今回の『そのペン書けず。』という作品は
戦争当時の日本の新聞社を舞台にした物語。

自由に表現が出来なかった時代。
新聞記者たちの、心の葛藤が
それぞれのキャラクターの中に生き生きと描かれていて
笑いあり、涙あり、2時間弱の上演時間があっという間の作品でした。

「それでも我々は書かねばならないんです」

表現の自由がなくても
求められているものを、求められているように書かなければならない。
それが自分の意志と大きく異なるものであっても。

表現者としての苦しみが
胸に突き刺さります。

自由になったら、何を書きたい?

みんなの想い。

すてきな作品でした。

今回のTheatre劇団子さんの『そのペン書けず。』は
下北沢駅前劇場にて、
今月の26日、日曜日まで。まだまだ上演中です。
詳しくはオフィシャルサイトへどうぞ。
http://gekidango.jp/
もうチケット完売している日程もあるみたいですね~。

コメント

言論弾圧とか特高警察色々あった時代ですね。
ペンは時として、武器にもなりますが、凶器にもなると、よく言いますよね(^^;
気を付けないといけませんよね!我々も('∇`)

アイドルヲタ 2011年06月20日

まりさん、今日は、いい作品を見ることができた
のですね。

まるみる 2011年06月20日

戦争当時のお話の舞台ですか。
説明だけでは、伝わりにくいけど、劇にすると伝わる事がありますよね。
見ると、いかに今の時代が幸せかというのがわかるような気がします。

現代の日本は「表現の自由」が憲法で保障されています

でも、日本のまわりには「表現の自由」を厳しく制限されている地域がたくさんあります

なんで、神様はこのような不平等な社会をつくったのでしょう?

南栗橋博士 2011年06月19日

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