雨の多い、この季節
雨の豆知識をひとつ
「雨粒」についてです
まず、雨粒の大きさについて
温帯地方に降る雨の雨粒は、
だいたい
直径1~3mmぐらいの大きさ
あまり大きくなりすぎると、
力学的に不安定になり、
分裂するためです
次に、雨粒の形について
雨粒の形は「涙形」と思われがちですが、
実際は違います
雨粒ができたばかりのときは、
球形
これは、
表面積を小さくしようとする表面張力
が働くからです
では、空気中を落下をするときの形は…?
このときには、
空気抵抗が雨粒の形に影響を及ぼします
空気抵抗は上向きに働くため、
直径1mm以下の雨粒は、
ほぼ球形のまま落下しますが、
直径2~3mm程度の雨粒は、
平たく潰れたお饅頭のような形になります
イラストなどでは
「涙形」に描かれていることが多いので、
「潰れたお饅頭のような形」というのは
ちょっと意外ですね
今夜から雨かな?
月曜日が雨だと、ちょっと憂鬱です。