『それからはスープのことばかり考えて暮らした』

図書館の本棚で

このあまりにも長いタイトルと

ほにゃっとした手書き風のタイトル文字に

どういうわけか心惹かれて借りた本。

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』(暮しの手帖社)

吉田篤弘さんの小説です。

すごく優しい心が流れて行く物語。

これを読むと
美味しいサンドイッチやスープが欲しくなります。

サンドイッチなんて、しばらく作っていないなあ。

思い出のサンドイッチや
小さい頃に持っていた時計
お父さんが使っていた時計はどんなのだった?

シンプルなラーメンも食べたいなあ

ほんわかした記憶が
たくさん呼び起されていく感じが心地よいお話です。

物語に登場するサンドイッチやさん「トロワ」
メニューをみて注文すると
そこからサンドイッチを作り始めてくれる。

作っているのは、オーナーのお父さん。

営業時間は朝から夕方まで。

そんな「トロワ」みたいな
ゆったりした空気が似合うお店があったら
私もきっと通っちゃうだろうなと思います。

私のお気に入りのパン屋さんで
お客さんが一人入っただけで
店内が窮屈に感じられるくらい
小さなお店があるんですが
そのパン屋さんは週に2回しか営業日がないんです。
だから私のお休みの日と時間が合わなくて
なかなか買いに行けないのが残念なのですが
そういう、のんびりした雰囲気の
ちょっと小さなお店っていうのが好きです。

私が今までにみつけた
そんなお店は
店員さんも素敵でした。
お客さんに干渉しすぎず、
かといって冷たいのでもなく、
何度通っても急に話しかけてくるようになるわけでもなく、
でもきっと通っているのは覚えているだろうな
という雰囲気も、なんとなくあって

すごく居心地がいいんです。

絶妙な距離感が好き。

この本の中では

心地よい距離感について出てきていて

それが、
「スープの冷めない距離」

熱過ぎても美味しくないし
冷え切っても食べられない

絶妙なバランスなんだろうなって思います。


またどこかで
ぷらっと歩いている時にでも
そういう素敵なお店に出会えるといいな。

コメント

ツナサンド  ○シンのハンバーグサンド  うぅ~~~ 独身生活を満喫 (泣)

なみへいオヤジ 2010年10月03日

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