主に使われているのは、
「電気式湿度計」

相対湿度によって
静電容量が変化することを利用した、
「高分子膜湿度センサ」
が使用されています

また、「気温」の観測に、
主に使われているのは、
「電気式温度計」

こちらには、
温度によって
白金の電気抵抗が変化することを利用した、
「白金抵抗温度センサ」
が使用されています

さて、これらのセンサは、
「通風筒」の内部に設置されています

これは、
日射や風雨の影響を避けるため

気象庁で使用されている「通風筒」は、
二重の円筒となっており、
その間に断熱材を入れて、
日射や反射光が、
直接センサに当たらないように
なっているそうです

また、「通風筒」の上部には、
電動のファンがあり、
筒の下から上に向けて
常に外気を取り入れ、
通風(約5m/s)しています

正しい観測のためには、
観測機器はもちろん、
観測環境も大切ですね

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