「成層圏」が発見された日
今から100年以上も前の
1902年の今日、
フランスの気象学者、
ティスラン・ド・ボールが、
気球観測により、
上空に
一定の温度の層があることに、
気付きました
ティスランは、
計測が誤りでないことを確認するために、
200回以上も実験を繰り返したそうです
「大気圏」は、
温度変化の仕方によって、
下から、
「対流圏」「成層圏」「中間圏」「熱圏」
と分けられており、
「成層圏」は、
高度約11km~50kmの範囲
「対流圏」での気温は、
高度とともに低くなりますが、
「成層圏」での気温は、
高度約11km~20kmでは、
一定
高度約20km~50kmでは、
高度とともに高くなります
これは、
「成層圏」にある「オゾン層」が、
太陽の紫外線を吸収し、
熱を発生するためです
ちなみに、
「成層圏」という名前の由来は、
「成層圏」では、
空気の上下の混合が起こらず、
安定した成層状態であると
考えられたためですが、
その後の研究により、
実際には、
「成層圏」でも、
空気の上下の混合が起こっていることが、
分かりました
様々な研究と実験によって、
分かってきた部分がある一方で、
まだまだ未知の部分もあり…
気象学の世界は奥深いなぁと
思います
コメントありがとうございます
山から見下ろす「雲海」は、
絶景でしょうね
初めまして、いつもROMってばかりで。。。
数年前、気象予報士の資格を取ろうと試験を三回ほど受けたのですが
力及ばず取得することが出来ませんでした(^_^;
でも、その時学んだことで天気予報を大変楽しく見ることが出来ます
等圧線のゆがみ具合で”あの辺に隠れた気圧の谷があるんだ!”などとね
気象のいろんな事を書いていただき有り難うございます
また、楽しみに読ませて貰います