リブリーザーでのダイビングは
目的に応じて
様々な潜り方が出来るのも特徴の1つ。
たとえば
水深が深い場所にしかいないお魚の写真を撮りたいとか、
浅い場所なんだけれど泡をぼこぼこ出さずに潜って
お魚に逃げられないようにしたいとか、
ケーブダイビング(水中にある洞窟を潜ったりします)では
吐いた泡が天井に当たると
そこからボロボロと壁の何かが降りかかってきて視界が悪くなったりするので
それを避けたければ吐いた泡が外にでないリブリーザーを使ったり。
リブリーザーダイビングというと
深く潜るんでしょう?とか
長い時間潜ってるんでしょう?とか
すぐに言われがちなのですが、
確かにそういう潜り方もできるものの
それが先行して考えの中心になるようなものではないんです。
より安全にその場所、目的を達成するためにはどうしたらいいのか。
それを考えた結果、選択士の1つとして
リブリーザーダイビングは存在しています。
きちんと勉強して
仕組みを理解した上で
真剣に向き合えば、
とても安全に潜ることが出来る手段の1つであることが理解できるはずです。
それを今回の2人の生徒さんたちは
理解して勉強もしっかりして
そして体感しています。
これまでダブルタンク(タンクを2本背負って潜る)に
サイドマウントで減圧(背中に背負ったタンクとは違った中身のガスのタンクを使ったりします。中身のガスによっては減圧時間を短くし、より安全値を上げることも可能です。)していたような人たちだったので、
深い場所に潜ることによる
装備、装置の違いをとても強く感じたようでした。
写真は
水深50m付近で
とっても楽しくなっちゃっている生徒さん達。
これまでと世界ががらりと変わったという感想のようでした。
その近くで私が見つけた
こちらはお魚のお二人さん。
ずっと仲良しで
すいーっと逃げられても2匹は寄り添ったまま。
面白くなって、
何度か近づいて見ましたが
「なんだよう、そんなに近くに来ないでよう」
とめんどくさそうにされ、
でもすいーっと移動した先でもやっぱり
2匹は寄り添っているんです。
かわいい。
しばらく近くで見つめ合っちゃいましたが
おじゃましました~
と退散。
ちなみに
この子たちがいた所は
こんなような場所。
どこまでも続く道のように
ロープが伸びています。
こういう海底にあるロープを
目を凝らしてよーく見ると
ロープ沿いに小さな生き物が隠れて住んでたりします。
この少し光を通してグリーンのまじった青が
物凄い好きな色いです▽
海の中の物語イイですね▽