平年値

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季節予報などで、よく聞かれる、
「平年並み」「平年に比べて…」などなど


この「平年」とは…



気象庁では、
３０年間の観測値の平均した値を
「平年値」と呼んでいます



「平年値」は、

その時々の
気象（気温、降水量、日照時間など）や
天候（冷夏、暖冬、少雨、多雨など）を
評価する基準として利用されると共に、

その地点の天候を表す値として
用いられています



そして、その「平年値」は、

西暦年号の末尾が「１」の年…
つまり「○○○１年」に、

１０年ごとに、
更新されています



今年は２０１１年
ということで…

その「平年値」を更新する年



明日（５月１８日）から、

新しい平年値が
使用されることになっています



つまり、

今日までは、
「１９７１年～２０００年」の
平均が使用されますが、

明日からは、
「１９８１年～２０１０年」の
平均が使用されるようになる

ということになります



気温や降水量など、
数値だけを言われても、

高いのか低いのか…
多いのか少ないのか…
ピンと来ない数値も、

「平年と比べて…」と言われると、
わかりやすくなりますよね