宮城県〜石巻〜



昨日、ミヤネ屋では松島からの中継がありましたね。
松島は、観光船も運行し、おもてなしをしようと待ってくれているようです。

さて、塩じいさん、リポートありがとうございます。
津波の被害のあった地域は、本当に言葉を失う・・・というよりも、
もう、何の言葉も当てはまらないような惨状でした。

私が松島の次に訪れた「石巻」もしかり・・・。
ずーーーーーーーーーっと、
ずーーーーーーーーーっと、先の先の先まで

見渡す限り、人が住めるような状態ではありません。

震災発生から一ヶ月半ほど経ち、これまでの間にすでに重機が入り、
ほとんどの家は取り壊したようですが、まだ壊して欲しくない家には、
住民が「取り壊し不可」と、壁にメッセージが書かれていました。
もちろん、残っている家も住めるような状態ではありませんが。

地盤沈下により、未だに水が引いていない箇所も多かったです。
不自然に池のような水たまりができていたり、
瓦礫の間を、無理やりこじ開けて作った車一台が通れるくらいの道にも水があふれ、
川のような状態。
足元のほとんどが土なので、雨が降るとぬかるんで歩きにくかったです。

テレビの映像でも見たことある方もいらっしゃると思いますが、
住宅街と思われるその場所に、船が何隻も打ち上げられています。
一番大きな船で、縦が20m、長さは50mは超えるほどの規模。
壊れかけの家の間に、それくらい大きな船が見えていました。

信じられないのですが、これが現実。
きっとこれを読んでいるだけでも、なんとなく絶望感が沸いてくると思います。

ただ、以前もブログに書いたのですが、被災地にいない私たちは、
沈んではいけない人たちです。
だから、私が見つけた自然の”強さ”も、お話しておこうと思います。


不思議なんです。ほんとに。


人間が作った家や、車や、電信柱ですらも、津波は壊して行ったのに、

防波堤の目の前に植えられた松の木々は、しっかりと立っていました。

(塩じいさんがご覧になった防風林は、流されてしまったようで、ちょっと

残念ですが。。)



また、塩分を含んだ海水が通った後なのに、瓦礫の間からは

菜の花やタンポポが、顔をのぞかせていました。





私は気付かなかったのですが、一緒に行った方が撮ったタンポポの写真には、

「津波の後に咲いたためか、茎が妙に短い」とコメントが添えられていました。

それでも、黄色い花をしっかりと咲かせています。



何もなくなってしまった土地の至るところに、緑の雑草も生えてきています。





自然の強さを感じます。

たくましさも感じます。



惨状を見ると、どうやって復興していくのか、復興できるのだろうか・・と、

ふと希望を失いそうになってしまいますが、

人間だって、何もないところからでも、また生きていける!

街や人が 戻れる場所が またできる!



そのためにきっと一番頑張っているのは、一番辛い被災者の皆さん。

だからこそ、ずっと関心を持って、応援し続けていきたいですね。

何もできないかもしれないけど、心だけは一緒にいたいですよね。

自然の恐ろしさを知り、自然の強さを知り、やはり人は自然と共に生きていくものなんだと、

改めて実感しました。





明日は、実際に炊き出しボランティアを行った気仙沼市のお話をしようと思います

コメント

テレビのニュースやドキュメントで見た被災地の地震や津波の映像を見ると、衝撃で、自然の脅威は恐ろしいものなんだなと思いました。これから、復興にあたり、仮設住宅の建設をはじめ、様々な問題が山積すると思いますが、多くの人々が協力して、1日でも早く被災地の皆様に笑顔が戻ればいいですね。

リュウ 2011年05月04日

ぅぉっちゃ塩じぃさんの話を聞ぃてぃると、自然の恐ろしさ、強さ、素晴らしさを感じます手(パー)
ただ、人間は自然の前ではチッポケなもんだと...
今後はぃかに自然と仲良く暮らすのが課題なんじゃなぃですかね。

きち。 2011年05月04日

まだまだテレビでも、ボランティアの方達が、
片付けを黙々と続ける姿が見られます。

時間がかかるけれど、たくさんの人たちの手で助け合っていくしかないんですよね。
あきらめずに続ける事が大切ですよね。
しかし、自然の生命力の強さはすごいですね。

misa 2011年05月03日

船がビルの上にある映像は衝撃でしたね。
自然の破壊力も生命力も改めて感じました!!

まあまあ 2011年05月03日

これから大変なのは、
まず仮設住宅を作るにあたり、土地の確保!

その後の家を建てるにあたり土地の確保!

一回大きな津波が来た所は再び来る可能性があるので自治体によっては、建築制限を条例によって設けるようになるでしょう。

高台に土地を見つけるのは難しいと思うし、今までの敷地面積を確保するのも大変でしょう!

今まで住んでいた所の近所の人々と一緒に住めれば良いけど、それも難しいとなると孤独になるし!

かといって、雨風しのげる場所は必要だし!

普通は仕事とかで疲れて帰る先が自分の家。

そこにあって当たり前の自分の家。

それが無い事の空虚感!
これからが本当に大変な期間に入って行くと思います。

その時、被災地以外の人に何が出来るか?

一体何が出来るのでしょうか?

runphorinx 2011年05月03日

不適切なコメントを通報する

最新ブログ

あれ?オードリー春日さんですか?
朝の東京MXニュースEND
おはようございます[i:158]
何をしてるでしょーか