この度の地震と津波により
大きな被害を受け、今も大変な避難生活が続く
岩手県の陸前高田市。
ここでは、今日、17日に
お花見が開催されるそうです。
この企画の発起人となったのは
避難所で暮らしている被災者の方々だとか。
「復興への第一歩」
「早く日常に戻したい」
今回のお花見には
被災者の方々の強い思いも込められています。
私は最初、このニュースを
ウェザーニュースさんのサイトで知りました。
今、このウェザーニュースさんと同様に
実際には陸前高田市に行ってお花見に参加できない人でも
インターネット等を通じて
一緒にお花見をしましょう
という動きも広がっているとのこと。
東京の桜は少し寂しい感じにはなってきましたが
まだ咲いているところもたくさんありますよね。
私もちょっとフライングですが
見つけた桜の写真を載せてみます。
今年の私のお花見は
お散歩花見。
名所に出向くというよりは、
混雑を避けて、ぷらぷらと気軽にお散歩しながら
偶然見つけた素敵な桜を
静かにのんびり眺めたり写真に撮ってみたりする感じでした。
1人1人の心の中にも
素敵な桜が咲きますように。
桜、と言えば
東北育ちの私としては
5月の連休に咲くもの
というイメージでした。
でも、歌の歌詞などでは
入学式や卒業式に桜が咲いているという設定が多くて
小さい頃にはどうにもイメージが付かなかったのを覚えています。
私がいた場所だと
卒業式はまだ分厚いコートに
手袋、マフラーをしっかり巻いて、
雪も降っていたりする頃。
その年によっては
入学式にも雪だったり、
当然まだまだコートが手放せない状態です。
東京にきて、
やっと、
多くの歌詞に出てきた入学式のイメージを掴むことができました。
東京で5月の連休といえば
もう暑いと感じる日もちらほら、という頃ですものね。
1カ月以上の季節の差があるわけです。
今年は、厳しい東北の寒さに春がくることを
これ程待ち望んだ時はないという年になりました。
寒いとね、泣きたくなってきちゃったりするんです。
寒いなあって思って。
なんか、北国の寒さを体感したことがない人にとっては
そんなことで泣かないでしょう、って思うかもしれないんですが、
身を切るような寒さ、
そこに気分が落ち込むようなことがあった日だったりして、
さらに追い打ちをかけるように雪まで降ってきた時にはもう
心底しょんぼりして
泣きたくなっちゃったりするんです。
桜咲く東北の春。
被災地の方々に、少しでも春の温かさが届きますように。
まりさん、寒いと泣きたくなる気持ち、よく分かり
ます。
今年は、特に、早く暖かくなってほしいですね。
多くの人の心に、春の暖かい風が吹き、ささやか
でも、幸せが届くように。