『ポールと小鳥』

大人から子供まで楽しめる素敵な本を読みました。

『ポールと小鳥』(童話屋)
朝倉勇さんの本です。

架空の土地、コリヌ県ペルソナ村に住む
ポール・ランパル少年と、
小鳥のピルルの物語。

ポールが笛を吹き、ピルルは美しい声で歌います。
ピルルの歌声を聴くと、
みんなが幸せな気持ちになり、病気まで治ってしまいます。

日曜ミサでポールとピルルの話をした神父さんは

「だれかのこころに、よい思いが生れると、
 そのよい思いがほかの人にも伝わっていく。
 すると、またつぎの人にも伝わり、
 多くの人がよい思いに満たされます。
 すると、その多くの人たちが、みんなとてもよろこばしい気持ちになります。
 さらに、感謝したい気持ちがめばえるのです。
 それが、じつは、幸せということなのです。」

と語ります。

素敵な気持ちが、広がって行く。
良いことの輪が伝わって、
1人1人から、みんなへ。

今、私たちの周りにある
支え合う気持ちや、応援している心、
そういうものにも通じるものがあるなと感じて、
とても胸に残りました。

また、とある村では
病気で亡くなった元村長のお葬式の後、
「村の子どもたちへ」という手紙が見つかります。

「村の子どもたち。きみたちはあしたの希望だ。
 この村とこの国を育てるのはきみたちだ。
 私たちの村は貧しい。
 だから協力しあうことと、
 知恵をだしあうことが大切だ。」

最後に村のことを思って書いた
元村長さんの気持ち。
じーんと胸に来ました。

ポールとピルルは
隣の国の王女様の病気も治したり、
鳥の歌声コンクールで優勝したり、
様々な土地で素敵な歌声を披露することによって
多くの人たちに幸せを伝えていきます。

そのポールとピルルの運ぶ幸せは、
最後には、ずっと戦争状態にあった隣国との争いも解決してしまうのです。
王様は宣言します。
「川をめぐる争いは、本日をもって終え、
 島と川の周辺を隣国と共同の土地とする。
 土地の管理も、両国で知恵を出し合って行うこととしよう。」


人と人、
国と国が
助け合うこと。
お互いの幸せを、協力し合って作って行くこと。

その根源にはやはり
人としての、心の在り方があって、
相手を思いやる心、優しい気持ちが
大きな原動力になるのだなと感じます。

1人の力は無力なんかじゃない。
1人1人のエネルギーは
必ず大きな力に繋がって行くと、私は信じています。



コメント

まりさん、今日の本は、とても素敵な内容ですね。
今日の日記を読んで、とても感動しました。

今度、本屋さん等に行く機会があれば、ぜひ探して
みたいと思います。

また、いろいろとお忙しい中、大変だとは思いますが、
良い本が見つかれば、ぜひ紹介して下さいね。
楽しみにしています。

まるみる 2011年04月07日

全く関係ないですけど、ポール繋がりで。

高校の時。
街を歩いていたら逆ナンされて、
でも忙しかったから断ろうと思って、

でも普通に断るのは面白くないな、
と思って出たひと言が、

(女の子達に声をかけられ)
「アルゼンチンのポールデース、今からオシゴトアリマース、スミマセーン」
でした。そしてその場から去ったのでした。。

これホントなんですよ笑

2011年04月07日

 とてもネタの量があって色んな話しを作る事が出来そうですね。いつもお疲れ様です。失礼します。(._.)オジギ

2011年04月07日

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