「アースアワー」

パンダのロゴマークでも有名なWWFが主催するイベントで
いま、世界中に電気を消す動きが広がっています。

「アースアワー」と名付けられたこのイベントは
各国それぞれの
3月26日午後8時30分から午後9時30分までの1時間
電気を消しましょうというもの。

主に観光名所などの大規模なライトアップが消されたり
飲食店などで協力を表明したお店などによっては
その時間だけキャンドルの灯りで営業したり、
このイベントへの参加方法も様々です。

もともとこのイベントは、
地球温暖化防止キャンペーンとして、
2007年3月にオーストラリアのシドニーで始まったもの。
以来現在まで続き、世界規模のイベントになったということです。

今年、2011年のアースアワーでは、
地球温暖化のみならず、
東北地方太平洋沖地震の被災地の人たちを応援しようという想いが
込められているそうです。

日本のWWFに連絡があったものだけでも
世界の30を超える国や地域、団体から、
それぞれの国でのアースアワーの際に
日本の被災地に向けて1分間の黙祷を捧げているとのこと。

アースアワー2011は、日本時間の3月27日の夕方までかけて、
つまり、現在も世界のどこかで行われています。

時差があるので、それぞれの国の午後8時30分で電気を消していくと
地球の上をアースアワーのイベントが順次にぐるりと進んでいくような、
消灯のリレーをしているような形になるんですね。

また、クロアチア、スコットランド、ブエノスアイレスなどでは
黙祷を捧げるとともに、日本のために様々な演奏をするイベントも開催。

今年のアースアワー2011は
世界中からの特別な想いものせて
地球の上を、伝わって行っているんですね。

WWFの公式ウェブサイトには
アースアワーと同時に日本に黙祷を捧げることを表明した国や地域、団体が
一覧で掲載されていました。

今回のこの巨大地震によって
世界中から、日本への支援をという声があがっていることが
連日ニュースで伝えられています。

最近では被災地で避難所になっている学校のグラウンドに
“THANK YOU USA”
と書かれた文字をヘリコプターからのカメラが捉えた様子が印象的でした。

現代では、遠く離れた国や地域の情報も
私たちの所まで届くようになってきました。

情報伝達の速さの良い面も悪い面も浮き彫りになっている今回。

それでも、良い方向の伝達の波も
まだまだあるんです。

アースアワー2011

国籍や文化を越えて
今、熱い想い、祈りの心が
地球をかけめぐっています。

コメント

まりさん、こんばんは。

今回のお話も、初めて聞くものでした。
また、大変参考になりました。

そして、今回のお話のような、世界規模の環境
への取り組みが、今後も増えるといいですね。

優しさの輪が広がり、皆の心に安心の灯が点き
ますように。。。

まるみる 2011年03月27日

私達はチーム日本だと思ってたけど、チーム地球ですね。
みんな同じ空の下で同じ思いでいると感じれました。
頑張ろう☆地球☆

もえもえ 2011年03月27日

素晴らしいイベントですね!!

日本は今回震災がありましたが、
世界に目を向ければ、まだまだ
大変なことも起きてますからね。

夏に、打ち水して気温を下げようって
イベントもやってますよね(^-^)

2011年03月27日

WWFのホームページまだ見ていないから、チェックしておきます。ありがとうございます手(パー)指でOK

なっちゃん 2011年03月27日

 いつもご丁寧にありがとうございます。お疲れ様です。失礼します。≦(._.)≧

2011年03月27日

良いことは、国籍、文化、国境、宗教等全てを乗り越えて、広がってほしいですね。

ひろてん 2011年03月27日

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