少しずつ

昨日出歩いた場所では
少しずつの変化に会いました。

とある都内のコンビニエンスストアと
ドラッグストアにて。

お店に品物が並び始めています。
数日前にはコンビニのパンやおにぎりの棚はがらがら。
何もない状態だったのですが、
今日は通常の頃よりは少ないものの
かなりたくさんの商品が並んでいました。

お店の中にいる人たちも
それを見て、我先にと殺到するわけではなく、
自分の必要なものだけを買っていたという印象でした。

しかしながら
一方では、
閉店せざるを得なくなったコンビニもありました。

お店の入口には
「買占め行動により販売できる商品がほとんどなくなり閉店することになった」
という内容の店長さんの説明の張り紙がありました。
「いつ再開するかは不明」だそうです。

今回、臨時閉店してしまったお店のように、
間に合わなかったお店もあるのかもしれませんが、
それでも、
少しずつでも、
助け合おうとか、
不要な買い溜めをやめようとか、
そういう気持ちの輪が
じわじわと広がってきているのかなと感じました。


ここ数日、ニュースなどでは
「現在首都圏での品物の出荷状態は
通常の2倍の出荷量を提供しているとのこと。
それでもこのように棚がからっぽになってしまうというのは
どういうことなのか、今一度、消費者の皆さんに考えて欲しい」
と、呼びかけが行われていました。

ブログなどでも、いま自分にできることの中に
募金や節電に加えて
買占めをしないという項目も多く見られるようになったなと思います。

あるニュース番組に出演されていた専門家の方は
「現代は、様々な情報がすぐに流れるようになったけれど、
 間違った情報も一瞬にして広がってしまう。口コミの広がる速度が速い。」
とおっしゃっていました。

今は、この
素早い口コミという部分の
良い方向が広がり始めているような気がします。
小さな呼びかけが、買占めはしないようにしましょう、
という動きも広めているのではないでしょうか。

良い方向のじわじわが
もうちょっと増えていけば
また一歩先は違ってくるんじゃないかなと思っています。

コメント

まりさん、こんばんは。

少しずつ皆が冷静になりつつあるのは、嬉しいこと
です。

さて、私の住む北陸は、今回、直接被害もなかった
にもかかわらず、今日行ったスーパーには、お米、
レトルト食品、パン、缶詰、インスタントラーメン、ペッ
トボトルの水などが、既に売り切れとなっていました。
このような光景を目にすると、「はてさて」と思わずに
いられません。

被災者を思いやることも大切ですが、わが身のみ
考える、この風潮には、確かに首をかしげたくなり
ます。

沢山の犠牲者が命により教えた教訓から、今、生
きている私たちは、真剣に他者への思いやり等に
ついて考える必要があるのではないかと思ってい
ます。

近頃は、都知事の震災時のコメントも分かる気が
します。

そして、普段とは違う環境においては、冷静さと心
の余裕が大切だと思う今日この頃です。

まるみる 2011年03月18日

良い方も悪い方も口コミで広がるのは、とても早いですね。
良い方の口コミが加速するのを願います。

ひろてん 2011年03月18日

情報伝達がよいほうに向かっているんですね。よかった(v^-゚)

なっちゃん 2011年03月18日

 群集心理は恐ろしいですね。お疲れ様です。(._.)オジギ

2011年03月18日

少しずつでも良い方向に向かって行ってるなら良かったです。
本当に言う通りで少しずつでいいからみんなが何すべきで何をすべきではないかを協力しながら判断して行ければ良いなと思います。

もえもえ 2011年03月18日

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