静嘉堂@丸の内

丸の内にある静嘉堂文庫美術館へ。


まだ陽がありますがイルミネーションが点灯しはじめました。道ゆく人が足を止めて、写真を撮りだしていました。
インバウンドも復活の兆しで海外から買い物に来ている人も多いように見受けられました🎶
感染抑制しながらも経済は回復してほしいです。🌟

お楽しみの美術館、静嘉堂文庫美術館は
「静嘉堂@丸の内」という愛称のミュージアムに。
世田谷から丸の内の明治生命館に移転され、
行ってみたかったのです🎶
明治生命館の重厚な建物はそれ自体が重要文化財の名建築。合わせて楽しめます。

展覧会はこちら

(公式サイトからお借りしました)
琳派の華やかな作品、中国美術、徳川家所蔵の中国語伝来の茶入✨も面白かったです。

(⇧写真はリーフレットより)
この茶入は「付藻茄子」と言われる名品です。
説明の掲示物を何気なく読んでいたら、かなり興味深いものでした。この茶入は足利義満、織田信長、豊臣秀吉らが持っていたもの。降伏のしるしや献上品として所有者を変えていきました。
国をも動かせるほどの重みと価値のある宝物!

かつて本能寺の変で焼け跡から救い出されたこともあるのだそう。ついに大坂夏の陣で大坂城とともに罹災。しかし徳川家康の命を受けた塗師により焼け跡となった大阪城から粉々になった茶入を探し出し(!)漆で繋ぎ合わせます。その修復技術が素晴らしくX線検査の資料とともに公開されていました。
見事な仕事に褒美として徳川家康が塗師・藤重藤元へ下賜し、今日に至るとのこと。
茶入にまつわるエピソードが相当面白かった‥


(⇧曜変天目のポスター看板)

一番楽しみにしていたのは国宝の曜変天目。
世界に3つしかなく、そのすべてが日本内にあり国宝とされている茶碗です。
そのうちのひとつがこちら静嘉堂の所蔵品です。

それはそれは美しくて
こんなに綺麗なもの見たことない!というくらい感動しました。
宇宙そのものを映しているかのよう🌍
意図して作られたのではなく黒い茶碗を作る際に偶然に生またものと言われています。

絶妙な色合いや眩い輝きは神秘的な何かを見ているみたい。
私は結晶とか細胞とかそういうミクロ単位のものを見たときと同じレベルの神秘性と感動がありました✨
南宋時代から800年以上経っているとは思えない姿形と輝きに驚き。

かつての所有者は徳川家。
時代が違えば一目見ることすら叶わない宝を
こうして拝めることができて幸せです。

#静嘉堂@丸の内
#曜変天目
#茶入
#響き合う名宝
#琳派
#美術鑑賞
#イルミネーション

コメント

今話題の美術館に行って、沢山の素敵なものを見てきたのですね。また、この美術館は、僕も機会があれば、行ってみたいです。

みーまる 2022年11月28日

最初の写真 さすがモデルさん 絵になりますね

ほぼ「美の壺」の世界だね

なみへいオヤジ 2022年11月28日

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