書店で選んだ本

先日、久しぶりに書店に行って新しく本を買ってみました。

・「メモの魔力/前田裕ニ」
身の回りの事柄にたくさんの種が落ちている気づかせてくれました。そこからいかに実をつけビジネスポイントに転用していけるか勉強になりました。
考える力、生き抜く力を鍛えることができるパワフルな一冊でした。

・「彼女たちの場合は/江國香織」
まだ読み途中ですが、軽やかでロマンチックな雰囲気のある江國さんの世界に久しぶりに浸りたいと思いました。


・「ヘッセの読書術/ヘルマン・ヘッセ」
なるほど、本は何でもかんでも読めば良いというものではなく、よりすぐりの名作に深く触れ、何度も読み返すことが精神を豊かにするために大切なのだと改めて思いました。
私自身、小説は娯楽というより文学という、芸術と教養のひとつであると捉えてきたので、なるべく質の良い作品に触れたくて、文豪の書き上げてきた高い精神性を知ろうと選んできました。

　ヘッセは、言葉や物語に対する敬意を持ち、作品に深く向き合っていくことの神聖さを語ってくれます。本著にはヘッセおすすめの文学リストが載っているので、読んでみようと思います。

・「君たちはどう生きるか/原作・吉野源三郎」
こちらはおよそ85年前に出版された小説が漫画化されたもの。私がこの本を読もうと思ったのは、たまたま書店で目に入り、手にとったから。
何気なくページをめくるうちに、この本の投げかけるメッセージに惹かれました。

　人はみな、周りの人や環境に翻弄されたり、生き方がわからなくなってしまうけれど、
そんなとき自分の脳が考えるよりずっと大きな「ものの見方」を教えてくれるものがあれば、ちょっとした気付きを得られるんじゃないのかな。
埋もれていた内側から湧き上がるものを、ひっぱり出してくれる本だと思いました。
大きな視野を与えてくれる名作が、大人から子供まで楽しめる漫画になって親しまれているところもまた素敵です。


#読書
#本

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